もう少し経てば一文字近くに肩が上がると思います。
はたして「圓舌」か?
2015年当時の紹介の写真を見ると確かに「圓舌」です。
過去数回咲いたが、この写真の舌のようには咲いていない。
入棚時の株の写真です。
この株など2条に根もあって状態は良い方でした。
しかし7年たってもいっこうに増えません。
<2022.12.28撮影>
先日は富貴蘭舎の冬支度を終えた。
寒蘭の蘭舎は例年冬季は氷点下にならないように灯油暖房機を稼働させている。
今日は送風ダクトを設置し暖房の試運転をしました。天井と側面の内張を下ろしました。
妻面は明日以降にします。
来月から冷え込むとの事です。
さて、例年実際にはついつい設定温度を上げてしまい、最低温度は5℃くらいになっている。舎内が暖かくて蘭よりも自分にとって居心地が良いからかもしれない。当初は春の芽出しも良いと思っていたが、一昨年あたりから芽出しに勢いが感じられなくなった。冬場もダラダラと成長してカロリーを消費してしまうのかもしれない。今年は舎内最低温度は、0℃を厳守し、しっかりと休眠させようと思っています。
その後、調子を崩してしまい2020、2021年は花を見ることは無かった。
今年は6輪を付けて綺麗に咲いてくれた。
棚入れ後、初花となった2018年1月に比べると花間も十分にとれた。
ただ、今年は我が棚では昨年に比べると全般的に色の出が悪いように感じる。
2021年1月9日の大寒波で、戸外は-13℃まで下がった。
例年ヨシズだけの冬囲いで無事に冬を越していた富貴蘭は壊滅的な被害を受けた。
その後、生き残った子を植え替えて小さな苗木からの栽培になった。
気候変動で、気温は両極端に傾き、夏はより暑く、冬はより寒くなってきた。大気の緩衝作用が壊れてきたのだろう。
春や秋といった良い季節が短く感じられるのもそのせいだろう。
蘭の栽培が出来なくなるのもそんなに遠くないのかもしれない。
逸れてしまったが、エンビ波板を周りに張った。
<before>
<after>
12月に入ったら鉢の下に段ボールを敷いて、鉢の上から不織布を掛けると冬支度はおしまい。
無加温で静かに冬を越します。
高く抜けて10輪の大輪更紗の初花が咲いた。
三角咲だが花間もまずまずで見ごたえする。
2017年から植え替えていないので、後木に黒点が出始めた。
早く植え替えて来年以降に期待しよう。