4.5号のビニール鉢を押しのけて、親指大の新芽が顔を出していました。
この花は2017年2月に初花確認済みの小苗を寒蘭趣味家から購入した中の一つです。以来、毎年花を見せてくれます。
今年の春にも花を咲かせましたが、2021年から3年間植え替えていません.
恐るおそる土を開けると根痛みも大してありませんでした。
最近になってこの交配は伊予バイオの澤井さんの交配であることや親の紺青は青紫の交配親として名花だが絶種したことを知りました。
紺青の血を引くF1として大切にしたいと思っています。

茨城県のTさんから頂きました。
渋系のコオズ「夢花火✖️紫天王」の大苗です。
7月に頂いた瓶苗の母親になります。
大きな新芽なので、来春は花を見ることが出来ると思います。
楽しみです。ありがとうございました。


<2024.10.20棚入れ>
会のIさんから頂きました。
命名もIさんです。
渋系の変わった色合いの花で花間良く咲き上がります。
渋色の弁に白舌がインパクトを添えます。
香はあったかどうか覚えていません。
交配親は「千の風×星宿海」です。
花の写真は今年の花会に展示された時に撮影しました。
大きな新芽が付いているので、来春の花に期待しています。

<2024.4.20撮影>


鋭意エビネの植替えをやっています。
この花は薄紫に白覆輪の入る透明感のある花です。
交配苗①は「島の妖精(ニオイ) x 星のしずく(大空 x コウズ濃紫香)」です。
今年は花の写真がありません。
今年は花の写真がありません。
2022年の6月に植え替えているので2年数ヶ月が経過しています。
土を開けると一番古いバルブの根が腐っていましたが残りは大丈夫でした。
大きなあたりも来ているので来春は花が咲くでしょう。



忘れない様に予約ラベルを入れておきました。

エビネの植替えも頑張っています。
今年2024年には交配親(E24-18)にも使いました。
前回の植替えは2年前の2022年4月です。
今年は猛暑のせいか春に植替えだばかりで葉艶の良い株の中にも根痛みが散見されています。
相当疲れているので多少なりとも根痛みがあるかと思っていましたが鉢をあけてみると全く根痛みはありませんでした。ぴっくりです。
うーん、よく分かりませんね。
株の系統でしょうか?


この「御蔵信青」は私の初めての無菌培養の交配親として昨年2果を結実し播種しました。交配苗は早いものは瓶出しをしたところです。今春は新芽がダブル芽で来ましたが、交配をしないでゆっくりと休ませるつもりでした。
ところがいざ花が咲いてみると抑えきれず交配母親として1果つけてしまいました。
8月末には無事に採果し播種も終えました。
2年連続の大活躍です。
随分くたびれているとは思ったのですが、一見元気そうにみえます。昨年の10/24に植え替えているので今回はこのまま行こうと思っていました。
が、他の株で葉艶が良いにも拘らず根痛みのある株が見つかったことから念の為土をあけてみました。
確認して正解でした。
根痛みが来ていました。
痛んだ根を切除しダコニールで消毒しました。ダブル芽にはそれぞれ小さい新芽が見えたので、リスク分散のため一方を外し2分割して植えました。
元気になって来春も花を見せてほしい。
<植替え前>
根痛みがあるように見えません。

<鉢から抜いたところ>
黒くなった根がありました。

今年のダブル芽を外しました。


<2024.8.25撮影>
エビネでは、今年2本目のズポ抜けが出ました。
ズポはお気に入りから順番に狙ってくる、のは気のせいか💦
鉢から抜きました。
左端の新葉の付け根が黒変しています。
中央の昨年木も黒くなっているのがわかります。
右端の一昨年木は外見ではバルブも異常は無いので、昨年木から切り離しました。
切り口に少し汚れがあるのでバルブを真ん中で割ったところ、既に中まで入っていました。
根は傷んでいません。
バックバルブ2個を切り離しイモ吹かせしました。
(写真右側の鉢)
芽が出てくれると嬉しいのですが。

Sさんの所からお嫁にきました。
交配親は「紺吉X紺青」です。



<紺吉の花>
早咲きの素晴らしい花です。
親は「秘宝の舞(伊予バイオ作出)×片山園芸(9-23)赤弁白大舌花」早咲きですが、オリエンタルの血は入っていません。
花の写真はありませんのでネットで検索してください。
<紺青の花>
数々の銘花の親となりましたが、絶種したそうです。
親は紫紺(コオズ)X爽紫(オリエンタル)

Sさんの作る青花は、とても魅惑的な青色をしています。
今は亡き幻の花「紺青」の血がそうさせるのでしょうか?
この青を私と会長は勝手に「サ◯イブルー」と呼んでいます。
小苗ですが初めての里出しだそうです。
花が咲くまで大切に育てたいと思います。
ありがとうございました。
Yさんに預けていた「一晴」が突然帰って来ました。
3条にW芽で入れた株は、花後は5条になりました。
それを前2条、前2条、とバック1条の3株に分けた内の前2条です。
急に環境の変わる我が家に来て上手く夏越し出来るか心配です😅





茨城のTさんの交配です。
貴重な2瓶の内の1瓶を頂きました。
ありがとうございます。
とてもよく出来ています。
今年の秋には瓶出しできそうです。

母(夢花火X紫天王)

父(ニオイ紫白X紫時雨)

<2024.4.26撮影>
交配に使うか?と、Sさんにプレゼントで頂きました。
2011年のSさんの交配(元X 紺青)です。
交配片親が「紺青」だけに濃い青の整形花です。
「元」はどんな花か分かりません。
コルヒチン処理により、4倍体になっているので、葉も花も厚く大きく迫力を感じます。
名前を付けて良いとの事なので、「御津蒼瞬(みつそうしゅん)」と命名しました。
(その後、花茎を根本からポッキリと折ってしまいました。花粉親として使ってみます。Sさん、ありがとうございました。)


