物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

寒蘭 払い越し交配山苗の棚入れ

2024-09-29 | 寒蘭

遠く高知より友人が訪ねて来てくれました。

2016年秋に寒蘭山苗の棚入れを通してお世話になり、以来今日までお付き合いをさせていただいています。棚には無銘ですが、銘花に勝る素晴らしい花を育てられています。高知に行ったときは勿論ですが、メールや電話で色々と教えて頂いています。

今回も我が家に着くや否や、ずーっと話に夢中になって時が過ぎるのも忘れてしまいました。育成のアドバイスは勿論、花の秘話や寒蘭に拘る多種多様なお話を聞く事が出来ました。本当に楽しいひと時でした。


さて、この苗はご自身の交配した苗だそうです。

兄弟の初花の写真を見せて頂きましたが、全体のバランス、花間、形、色どれも大変素晴らしい物でした。写真をアップできないのが残念ですが、開花まで大切にワクワクしながら育てて行きたいと思っています。 Oさん、ありがとうございました。



この苗は春蘭です。
山蒔き交配です。



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ニオイエビネ 瓶苗「御蔵国宝x御蔵酔香」瓶出し後の様子

2024-09-27 | 無菌培養 ー エビネ
昨年の今日(2023.9.27)の記事が届きました。
その後どうなったか調べてみると2024.6.9に瓶出しして順化を開始しています。
それから4カ月、今年の猛暑に耐え無事に夏越しが出来たようです。

<2024.6.9>

<2024.9.27>

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コクランの播種

2024-09-25 | 無菌培養 ー コクラン

Kさんからコクランの種子を頂いたので、培地(SL08)に蒔いて見ました。
ものすごい数が発芽するそうです。










コメント (2)
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施肥と消毒

2024-09-24 | 蘭いろいろ
週明けからやっと涼しくなりました。
今朝は18℃で、先日までの熱帯夜が嘘のようです。
暑さで控えていた施肥を始めることにしました。
手始めに薄めの液肥と活力剤に合わせてハモグリバエとバッタ対策で殺虫剤の葉面散布です。
1週間後には液肥の灌注をしようと思います。
もう9月下旬です。短い秋となってしまい、肥培が追いつくでしょうか。


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春蘭 対馬素心「大河素」 その後(8)

2024-09-20 | 日本春蘭
<2024.9.16撮影>
内容は対馬春蘭素心「大河素」の成長記録である。記事からリンクされている過去記事を遡って読んでもらえれば分かるが、対馬の蘭友から頂いた「大河素」の作を失敗し、かろうじて出た新芽A、Bを二鉢に分けそれぞれミズゴケと培養土で育て比較しています。
2ヶ月後の2023.11.11に植替えを行いました。A株は培養土にB株は植え替えずにミズゴケ巻きのまま残しました。
それから10か月、どちらの株も順調に成長しています。

A株
今年も4枚葉が出ました。


B株
こちらは5枚葉のようです。
2023.3.19にミズゴケを巻いて植え替えて1年6カ月が経過しています。


さて、根はどの様になっているでしょうか?
もう少し涼しくなったら植え替えて違いがあるか確認してみましょう。 
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エビネ 交配瓶出し苗③Bのズポ抜け 

2024-09-11 | エビネ
<2024.8.25撮影>
エビネでは、今年2本目のズポ抜けが出ました。
この交配瓶出し苗③B交配③の瓶出し苗から大きくしたものでお気に入りでした。
ズポはお気に入りから順番に狙ってくる、のは気のせいか💦

鉢から抜きました。
左端の新葉の付け根が黒変しています。
中央の昨年木も黒くなっているのがわかります。
右端の一昨年木は外見ではバルブも異常は無いので、昨年木から切り離しました。
切り口に少し汚れがあるのでバルブを真ん中で割ったところ、既に中まで入っていました。
根は傷んでいません。
バックバルブ2個を切り離しイモ吹かせしました。
(写真右側の鉢)
芽が出てくれると嬉しいのですが。


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交配春蘭の瓶出しと移植(S23-21)

2024-09-10 | 無菌培養 ー 春蘭

<2024.9.10>
これはTさんから頂いたリゾーム瓶苗(S23-21)からシュートした小苗です。
リゾームの移植は2024.3.8に行っていますので半年でここまでシュートしたことになります。
左の瓶は移植の為2024.8.11に作成したリゾーム増殖用培地です。
作成した20瓶にコンタミの発生はありませんでした。


苗の瓶出しと残ったリゾームの移植は今回が初めての経験です。
Tさんに教えて頂いた手順をレビューしながら、慎重に移植作業を行いました。

最初にシュートした苗の取り出しです。
根が出ている7本は乾燥防止のため一時的に空瓶(写真左側の瓶)に入れて置きます。
根が出ていない2本は新しい培地(写真右側の瓶)に植え戻しました。

残ったリゾームは新しいリゾーム増殖用培地(2瓶)に移植しました。


根が出た7本をコンポストに植えました。


この後、ビニールを被せるか衣装ケースに入れて順化させます。花が咲くまで少なくとも5年はかかるでしょう。

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雪割草の花(天晴)が咲いた

2024-09-07 | 雪割草
あれから3週間、季節外れに雪割草の花が咲きました。
大好きな天晴です。
今咲いたのは一輪だけなので、早春には本来の花を見せてくれるそうです。
他にも2株で咲きました。






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2024エビネ 播種(その3:交配種子の追加)

2024-09-06 | 無菌培養 ー エビネ


交配種子を頂きました。
落果が多かったので嬉しいです。
ニオイ同士の交配や、斑入りの交配もありました。
早速播種しました。Sさん、Kさん、有難うございました。

E24-21:オリエンタルエビネ「爽春」セルフ
E24-22:ニオイ「矢板の雪」Xニオイ「神津白麗」
E24-23:「雪」X「雪舟」
E24-24:「雪」X「縞のみどり」



これで、今年の播種はおしまいです。
上から3段目が、今年の播種瓶です。
もはや、移植瓶を置くスペースはありません😅


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ニオイエビネの移植

2024-09-04 | 無菌培養 ー エビネ

右は昨年2023年9月3日に播種した、ニオイエビネ「御蔵信青X御蔵蛍青」のマザー瓶です。

途中で黒っぽい深緑色になったりして、もう枯れる運命かと危ぶまれました。

2024年4月23日までに鮮緑の芽が出ているのを優先的に選んで回プロトコームを移植しました。これは最後まで残した黒っぽい深緑色のプロトコームが成長したものです。

大きい物で3cm程になっていますが根が出ていません。




同様のマザー瓶が他に4本あります。新しい移植培地3本に寄せて移植してみました。

左が今回の移植後の苗、右は今年の2月14日に移植した苗ですが10月には瓶出しの予定です。

春に移植するかしないかで成長にこれだけの差が見られます。



<御蔵信青X御蔵蛍青>

マザー瓶5本の内4本を集約して3本にしました。上手く根が出て成長すれば良いのですが。

残ったマザー瓶1本は、どこまで成長するかこのまま観察してみます。


<御蔵信青X青嵐>

もともと発芽が悪く2月の時点で3本のマザー瓶から寄せて1本しか移植出来ませんでした。残したマザー瓶のプロトコームも御蔵蛍青に比べて成長が悪いですが、3本を集約して、なんとか1瓶つくってみました。

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エビネ 「伊予紫織」の棚入れ

2024-09-03 | エビネ
Sさんの所からお嫁にきました。
交配親は「紺吉X紺青」です。




<紺吉の花>
早咲きの素晴らしい花です。
親は「秘宝の舞(伊予バイオ作出)×片山園芸(9-23)赤弁白大舌花」早咲きですが、オリエンタルの血は入っていません。
花の写真はありませんのでネットで検索してください。



<紺青の花>
数々の銘花の親となりましたが、絶種したそうです。
親は紫紺(コオズ)X爽紫(オリエンタル)

Sさんの作る青花は、とても魅惑的な青色をしています。
今は亡き幻の花「紺青」の血がそうさせるのでしょうか?
この青を私と会長は勝手に「サ◯イブルー」と呼んでいます。
小苗ですが初めての里出しだそうです。
花が咲くまで大切に育てたいと思います。
ありがとうございました。
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施肥と消毒

2024-09-03 | 蘭いろいろ
今朝は曇り時々雨パラパラで涼しかったので液肥と合わせて殺ダニ剤を葉面散布しました。
殺ダニ剤は今回はアザミウマにも効果があるコテツフロアブルにしました。
今週半ばには暑さが振り返すとの事なので、とりあえずの葉面散布です。
来週以降涼しくなったら薄い液肥の灌注を考えています。
繰り越しで溜まっている植替えもそろそろ頑張らないといけませんねえ。


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2024エビネ 播種(その2:交配の紹介)

2024-09-01 | 無菌培養 ー エビネ
交配を少し紹介します。
交配番号 E24-01 : 「コオズピンク」 X 「御津桜妃」

交配番号 E24-09 : 「御蔵信青」 X 「御津群青」


<播種後左からE24-01,-09,-18>



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