今年の春に初めて紅花らしい発色を見せた。
遮光をすれば良い紅花を期待出来そうでした。
ただ、花形がやや三角咲きでいつも咲く華凛とは違っていました。
この狂い咲きは発色は無いものの、華凛らしい平肩で大輪の花を咲かせました。
<2024.9.16撮影＞
昨年の今日(2023.９.15)の記事が届いた。
内容は対馬春蘭素心「大河素」の成長記録である。記事からリンクされている過去記事を遡って読んでもらえれば分かるが、対馬の蘭友から頂いた「大河素」の作を失敗し、かろうじて出た新芽A、Bを二鉢に分けそれぞれミズゴケと培養土で育て比較しています。
2ヶ月後の2023.11.11に植替えを行いました。A株は培養土にB株は植え替えずにミズゴケ巻きのまま残しました。
それから10か月、どちらの株も順調に成長しています。
A株
今年も4枚葉が出ました。
B株
こちらは5枚葉のようです。
2023.3.19にミズゴケを巻いて植え替えて1年6カ月が経過しています。
さて、根はどの様になっているでしょうか？
もう少し涼しくなったら植え替えて違いがあるか確認してみましょう。
昨年の新芽は成長して4枚葉が完成しました。
今年の新芽も4枚葉に展開して伸長中です。
成木で棚入れしましたが、成木の葉が全て落ちて小さな新芽からのスタートになりましたが、順調に成長していると思います。
3年後の開花を目指して頑張ろう。
<2024.4.7撮影>
古くからの銘花、黄花素心の琥珀殿です。
この琥珀殿は2013年に棚入れしましたが、10年目にしてやっと我が家での初花が咲きました。
毎年蕾は着くのですが、開花に至らずシケてしまうのです。
蕾が付いたのは気がついていましたが、すっかり忘れていました。
突然ぐいっと伸びて来て、何だろとラベルを見ると琥珀殿でした。
遮光はしていませんが、黄花素心と言える発色をしています。
対馬春蘭赤花の「華凛」です。
2013年に兵庫の川島園芸で購入しました。
当時の園主の話だと、何処かの大棚が買い集めていたとか。
対馬の赤花は皇太后等、大型で形の良い花が多いですが、この花も大型平肩の整形花が咲きます。ここまで色が出たのは初めてです。
遮光したことはありませんが、遮光するともっと色が出るのではないかと思います。
今年はやや三角咲きに咲きました。
育てるのは少し難しい木です。すぐにバックの葉を払ってしまいます。
大阪のSさんよりプレゼントで頂いた「愛知県三河産無名濃紅赤花」が咲きました。
頂いた時点でSさんが完全遮光をしていたので、濁りなくとても綺麗に発色しました。
大阪のSさんからの頂き物です。
三河産山撒きの赤花です。
10条以上の大株で花芽2本付きです。しっかりキャップもしてあるので、来春にはこのまま展示会に出せそうです。
昨年の展示会に出品した時の写真を送って頂きました。高く上がって整形の花が2輪赤く発色しており、好みのタイプです。もっと赤くなると本咲きの写真も送って頂きました。
Sさん、ありがとうございました。
大切に育てたいと思います。
本咲きするとここまで色がでます。
鳥取のKさんからの頂き物です。
守門竜の芽変わりで覆輪の冠稲荷です。
前から育ててみたいと思ってました。
Kさん、ありがとうございます。
あれから2ヶ月、Ⓐ、Ⓑどちらの株も4枚葉が出て完全に昨年の親木を越えました
右がⒶ、左がⒷです。
根の部分にはミズゴケを巻いてあるのでこのまま越冬させるかどうか悩んでいましたが、Ⓐ株だけ培養土に植替えることにしました。
鉢から抜いたところです。
所々ミズゴケから根が飛び出しています。
昨年木に新しい根が3本出ていました。
しかし、新木にはまだ1本も降りていません。
あれから２ヶ月半、Ⓐ、Ⓑどちらの株も4枚葉が出て前木を越えました。
現在も伸長中です。
左がⒶ、右がⒷです。
根の部分にはミズゴケを巻いてあるので今秋に植替えるか、このまま年を越させるか悩んでいます。
＜Ⓐ＞
＜Ⓑ＞
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