今回、PWAコスタブラバ大会を取材するにあたって,数あるヨーロッパの格安航空会社のうちからライアンエアー(RYANAIR)を使ってみた。
ご多分に漏れず,この種の航空会社は種々の点において乗客に対しきびしい対応をする。
たとえば、荷物。その重量制限が実に厳しい。預けられる一つ目の荷物は無料であるが15キロ以内であること。それを超える荷物の場合には超過料金を支払わねばならない。
さらに機内持ち込み荷物の重量制限も10キロ以内であること。このほかその数およびサイズなどについても厳しく対応してくる。その場にある制限規格を測る装置の中にすっぽりと納まらねばならない。これらの制限に反しているお客に対しては容赦なくオーバーチャージを請求する。
もちろんボーディングパスはあらかじめ自分で印刷したものを持参しなくてはならない。
また,座席の指定はない。もし,指定した席を取りたければ,有料である。小生は座席指定は取らなかった。乗客は,好きなところに座っていいのだ。早い者勝ち,という点はあるが、まあおおらかというか事務の手数を省いているのかも知れない。
今回乗ったのは,イタリア、ベニス・トレビゾ空港とスペイン・ジローナ空港との間であったが、一切機内サービスはない。もちろん有料のサービスはあるが。
そしてコスタブラバの旅を終え、再びベニスに戻ることとする。
ベニスには短期間の滞在を予定し、精力的に、夜も昼も、むかし、仕事で訪れたことのあるベネチアの街を散歩することとしている。