美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

取り調べが真実に迫るとき

2016年08月27日 06時46分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
とどまり続け、迷走する台風10号、島岡美延です。
来週、どこかに上陸?
人間と人間のやりとりも、時に停滞し、時に一気に動き出すのかも。
映画『ある取り調べ(今日から厚木で公開)』をご紹介します。
取調室の中だけで繰り広げられる密室劇。
先日のラジオに、村橋明郎監督が登場。
脚本を書き、ベテラン刑事役で出演した中西良太、連行されてきた男の役は佐藤B作。
ほぼ二人の濃密なやりとりを一気に撮影した時のことなど、話してくれました。
妻と息子を殺した容疑の男が、取調室で発した最初の言葉は「お願いですから、私を死刑にしてください。」
妻子のもとにすぐにでも行きたいという男。向き合う刑事。
彼もまた、うつ病の妻を抱え、家庭崩壊の危機に直面していた。
真面目に働いてきた男は、障害を抱えた息子の世話を妻に任せきりだったと自分を責める。
それでも刑事は、情に流されるのでははく、「何が起こったのか」を一つ一つ、解きほぐしていく…。
刑事ドラマにはない“リアルなやりとり”をじっくりと。
コメント
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