昨日で能登半島地震から半年、島岡美延です。今までの災害に比べ、復旧が手付かずのところが多く、故郷を離れたくないとはいえ、いまだ体育館避難所も。地方の小規模自治体では、何か起きた時、自治体主導で進めるのはムリでは。イタリアのような仕組み(国+登録ボランティア主導)、早くできないものか。
これはもともと熱海市で映画をと始まった企画――。映画『温泉シャーク(5日公開)』をご紹介します。昨日のラジオに井上森人監督が登場。爆破やミニチュア模型など特撮が得意な30歳の長編デビュー。「下積み経験もなく、気が付けば大きな話になってびっくり」と。美大デザイン科出身で、サメなどの造形も手作り。
若い市長の主導で巨大観光施設建設が進むS県暑海(アツミ)市で、温泉客が忽然と姿を消す連続失踪事件が発生。被害者はその後、海で遺体で発見される。警察署長と海洋生物学博士は、太古の昔から蘇った獰猛なサメが暑海各地の温泉を自由に行き来し、人々を襲っているという驚愕の事実を突き止め――。