久しぶりにしのぎやすい朝、島岡美延です。梅雨明けはもう少し先、明けたら戻ってくる暑さ。
先日から江の島大橋が夜間通行止めになるなど、住民の平穏な生活を守ることと観光客誘致のバランスは悩ましいものだけど、こんなオカルト・ホラー誕生。映画『怨泊(19日公開)』をご紹介します。中国(香港)映画ですが、『狂覗』の藤井秀剛監督、舞台はTOKYO。
海外からの客が最高潮に達しようとしているインバウンド都市TOKYOに、休日を兼ねて不動産売買のために香港からやってきたサラ(ジョシー・ホー)。予約したホテルに泊まることが出来ず、やむなく宿泊することになったのは民泊を運営する古びた一軒家。不気味さを漂わす部屋の中で、彼女は信じられない光景を目にする。それは夢なのか、現実なのか、次第に恐怖の正体がわかった時、怨念と因縁が絡み合い、逃げ場はすでになかった・・・。
民泊の主を怪演する白川和子、コワすぎて海外の映画祭で大絶賛。いつもと違って見えるTOKYOの景色。