久しぶりに電車以外の「密」、島岡美延です。みんなマスクはしているけれど、名画の前に「ソーシャルディスタンス」なし。
国立新美術館で開催中『メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年』へ出かけました(30日まで)。当日券はわりとすぐ購入できて、30分刻みの入館時間の行列や会場内は「懐かしい混雑ぶり」。コロナ以来、絵の前で渋滞するような人垣の経験してなかったけど、さすがの企画展。
「おしゃべり控えて」の注意も特になし。解説する人、感想を語り合う人。驚いたのは「それってよく見えるんですか、持っている人を時々見かけますけど」って、単眼鏡で見ていた時、話しかけられたこと。長い間、みんな誰かとこの感動を共有したがっていたってことなのかも。「はい、細かいところ、よく見えますよ。」と美術館で見知らぬ人との会話、悪くなかったです。
500年前に描かれた、レース、刺繍、布の光沢などの質感が、時空を超えるかのごとく伝わってくる単眼鏡。美術好きなら、オススメです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます