大きな傘が必要な金曜日、島岡美延です。5月病の気配、大丈夫ですか?
現代も江戸時代も、仕事の悩みは尽きません。映画『大河への道(20日公開)』をご紹介します。立川志の輔の原作(出演も)、千葉県香取市を舞台にした「地域活性化」の物語。映画化に奔走した中井貴一の魅力、全開!
市役所総務課の池本(中井)は観光振興策の会議で、苦し紛れに大河ドラマを提案。思いがけず、郷土の偉人・伊能忠敬を主人公とする企画が立ち上がってしまう。ところが企画を進めるうち、実は、日本地図完成の3年前に伊能忠敬が亡くなっていたことが判明。え?偉人の業績は・・・!?
江戸と令和、二つの時代を行き来して、全員2役。中井はもちろん、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきのらが、市役所職員と伊能忠敬関係者を演じる贅沢さ。
世界を驚かせた「初の日本地図」完成から200年。精密な測量の方法が再現され、名もなき人々が歴史を変えたという事実に涙。本当によかった、この地図、完成して。
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