83年前の今日、真珠湾攻撃がなかったら、島岡美延です。『虎に翼』で描かれた戦争の前と後。寅子の夫が「戦争突入を食い止められなかった」と強い後悔を見せる場面も。
『101人の人物で読み解く太平洋戦争』(PHP文庫)を読みました。著者は太平洋戦争研究会、表紙には保阪正康氏推薦!と。彼が寄せた巻頭の文章には「国民の付託を受けた政治家が一人も入っていない会議(中略)、軍官僚の思惑によって国の存亡が決定された状態」と。
日米開戦まで、戦争の長期化、敗戦へ――。101人にはアメリカの大統領らも。その時、新聞などは何を伝え、国民のムードはどうだったのか。96人目は終戦の聖断を進言した書記官、101人目には昭和天皇、あの有名な写真も。マッカーサーが天皇の言葉に感動したという会見。
アメリカが原爆を完成させ、8月に日本に投下。もし5月のドイツ降伏後に日本も続いて降伏していれば・・・。様々な「もしも」を想像した101人の決断、行動。
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