渋谷はもう厳戒態勢、島岡美延です。ハロウィンイベントの予定がないのに人が集まる街。
渋谷オーチャードホールで今月上旬に上演されたK-BALLET TOKYO『熊川版 眠れる森の美女』を東京文化会館で観ました。テレビでバレエ団25周年記念のこの作品を熱く語っていた熊川哲也氏。さすがの自信作、舞台の美術セットから別世界に誘います。
1幕に森の場面を作り、オーロラ姫(日髙世菜)とデジレ王子(山本雅也)が出会って恋に落ちる。しかし、森の奥に封印されていたカラボス(小林美奈)を王子が復活させてしまい、その呪いで王子が姫を殺める手先にされて――。
もちろん3幕は姫と王子の結婚式なのだけど、ドキドキ感アップの斬新な物語、演出。K-BALLET TOKYOのプリンシパルは、主役を踊らない日にリラの精、婚約者ほか様々な役を踊るので、この日も7人のプリンシパルの踊りを見られて大満足。
今年は『眠れる森の美女』上演が多く、他のバレエ団との見比べも楽しみ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます