日米関係の新たな黄金時代ってどんなものなのか、島岡美延です。
昨日、金色に輝いていたのは、天使や妖精たち。東京文化会館で東京バレエ団『ベジャールのくるみ割り人形』を観てきました。見慣れた『くるみ割り人形』とは全く別の物語だけど、チャイコフスキーの音楽はこの振付のためにあったと思うほど、楽しい衝撃に満ち溢れた舞台。
クリスマスの夜。少年ビムの前に死んだはずのママがプレゼントを持って現れる――。重要な役であるビムの親友、猫のフェリックスをしなやかで楽しげに踊った宮川新大。実はゲストダンサーの怪我により、三日間の全公演で演じることになった彼の頑張りに拍手。通常ならクララとくるみ割り王子のパドドゥが、母(榊優美枝)とビム(池本祥真)の踊りになり、まさに巨匠モーリス・ベジャールの自伝的ファンタジーを体現。
巨大なヴィーナス像の胎内、特別出演のジル・ロマンが魅せ、花のワルツはタキシードの男性たち。もう今から再演が待ち遠しい!
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