日本美術の前は、ちょっと密

国会閉会中審査で首相はどう説明するのか、島岡美延です。今日発表予定の自民党「旧統一教会との関係の各自点検」結果報告、夜のニュースはどんな見出しに？

「国」とつくと論争になる中、〈国宝〉はもちろん見逃せません。東京芸術大学大学美術館で開催中の特別展『日本美術をひも解く　皇室、美の玉手箱』（～25日）を観てきました。

宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する皇室の至宝に東京藝大のコレクションを加えた82件。奈良時代から昭和にかけての日本美術には、歴史的な国宝から愛らしい置物まで。私は書や工芸などの鑑賞に時間をかけました。

後期展示の目玉は、伊藤若冲「動植綵絵」のうち十幅（以前の若冲展で全てを鑑賞）、やはりここに人が集中。係員の「前の人との間を開けないで」って声、久々に聞きました。「会話は控えて」と言われても皆さん、感想合戦が止まりません。

予約制ではなく、けっこう混雑（ロッカー空きなし時間も）、そのつもりでお出かけを。