ボランティアなのか買収になるのか、島岡美延です。再選を果たした斎藤兵庫県知事陣営が、SNSによる選挙運動を担った疑いのある会社に違法な報酬を払ったのでは、との指摘。
公職選挙法が実態に追い付いていないのか、想定外が次々と起きた今年の選挙。衆院補欠選挙で他候補を追い回して妨害した候補者、東京都知事選で「ポスター掲示板の枠を売る」騒ぎ。兵庫県知事選で当選を目的としない候補者が他候補のための選挙運動。
昨日は2019年参院選の買収事件を追った本をご紹介しました。金を受け取った人の言い分の多くは「怪しいと思ってもすぐに返すと関係が壊れる」ことを恐れたなど。「安倍さんから」と言われ返すのも失礼と思った、というのも。「何かばらまかれるのが選挙」というのが長年の慣習、だとも。
選挙期間中、事務所に来た有権者に「お茶を湯呑で出すのはOK、ペットボトルを渡すと買収」なんてところは細かいのに、公職選挙法はもっと先回りしないと来年の参院選でとんでもないことが?
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