全世界的にシステム障害、島岡美延です。今どきのスパイ映画で悪いヤツが手に入れたいのは「世界を思い通りに動かす力」。人類は進化し、新しい便利さは増える一方。でも、太古の人類、もっとすごかった?
東京駅から地上に出ずに行けるKITTEのインターメディアテク(入場無料)、特別展示『海の人類史 パイオニアたちの100万年』(~10月6日)に出かけました。人類誕生は700万年前のアフリカ、そこから海を渡った100万年前の原人。日本列島にホモ・サピエンスが渡ってきたのは4~3万年前。各地で3万年以上前の旧石器時代の遺跡が見つかっています。
どうやってこの海を渡った? 以前、国立科学博物館でも見た丸木舟スギメによる「3万年前の航海の再現プロジェクト」映像も。縄文時代には神津島の黒曜石が全国各地に流通。伊豆諸島南部でしか獲れない貝、オオツタノハで作った腕輪も各地で。
危険を冒して海を行き来した縄文時代。やはり、今のヒトより生きる能力が高い人たちだったのでは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます