これが国葬なのですね、島岡美延です。讃美歌、聖書の朗読が響くウェストミンスター寺院。エリザベス女王の棺はウィンザー城へ運ばれ、夫フィリップ殿下の隣に埋葬されました。
元首相の国葬はどの世論調査でも反対多数。髙橋秀実(ヒデミネ)著『道徳教室 いい人じゃなきゃダメですか』(ポプラ社)を読みました。帯には〈ヘンな国のヘンな教科〉とあります。
著者はスポーツや社会問題を手掛けるノンフィクション作家。水泳教室での体験『はい、泳げません』は映画化も。そんな彼は、2018年度から小学校で教科化された「道徳」の小学校1年生用の教科書を手にして「くどいまでに学校は楽しいところだと説いている」。
ドイツでは5年生から「実践哲学科」を学び、「ひとりで考える」力を養う。日本の道徳は「みんなで考えて」同じ答えに向かう・・・! コロナ禍で見えたのは、その成果?
これを読んで浮かんだ疑問。教科化の目的は「いじめの解消」だというけど、当時の政権の本当の意図は?
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