朝刊の題字もミモザの国際女性デー、島岡美延です。いまだ虚しさを突き付けられる日。
1999年の韓国はどうだったか。映画『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる(14日公開)』をご紹介します。世紀末に何を考えていましたか?『はちどり』のパク・スヨンと『イカゲーム』のイ・ユミによるW主演。
ノストラダムスの地球終末論が広がり、階級差別や性差別が色濃く残る1999年の韓国。高校のテコンドー部のジュヨン(パク・スヨン)が先輩からの暴行を受けていたところをイェジ(イ・ユミ)という少年院の女子学生に助けられる。その後、ジュヨンの母が仕事で引き受けた「家庭体験プロジェクト」で彼女の家に滞在することになったイェジ。友達数人と旅行に出かけ、二人は互いの微妙な感情に気づく。「大人たちがいう同情、ではなく愛」だと確信した二人は、互いの存在を守ろうとして――。
部活における体罰や様々な問題。けして韓国だけのことではなく、今もなお根深く残っているのでは。
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