3週間前に起きたトルコの大地震で犠牲者は5万人以上、島岡美延です。来月は東日本大震災から12年、防災関連番組を作る中で、あらためて「どう伝えていくか」模索中。
人が前を向こうとする時、本がきっかけになることも。映画『丘の上の本屋さん(3月3日公開)』をご紹介します。イタリア・ユニセフ共同制作、〈イタリアの最も美しい村〉の一つ、チヴィテッラ・デル・トロントの絶景、石造りの街並みも素敵。
風光明媚な丘陵地帯を見下ろす、リベロ爺さんの小さな古本屋。ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンを見かける。お金はないという好奇心旺盛な彼に、本を貸すリベロ。コミックから児童文学、中編小説、長編大作、さらに専門書まで。エシエンは本の感想を話し、様々な叡智を授けるリベロ、それはまるで特別な学校!
ここに出てくる本は「イソップ物語」「星の王子さま」「ロビンソン・クルーソー」等々。リベロが伝えたかったのは〈自由で幸せに生きる権利〉。
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