1週間後、何を覚悟して五輪開会式を迎えるのか、島岡美延です。
大リーグのオールスターゲームは一夜限り、若手からベテランまでスター選手たちがこぞって27歳の大谷翔平選手のサインを求めたといいます。
二刀流での出場は歴史的快挙、ホームランダービーでの頑張りも、161㌔の投球も見事。
それ以上に、選手たちが贈った賛辞には「人柄」を讃える表現が多く、「笑顔」に魅了されるファン、メディア。
ホームランのあとにセーフティバントで出塁すれば盗塁も次々って、漫画の主人公でも…。
超人的な選手なのに、人を寄せ付けないどころか惹きつけちゃう。
手術やリハビリが続き、二刀流に疑問を持つ外野の声がうるさかった時期もあるでしょう。
本人にはこの2021年がちゃんと思い描けていたはず。
今、2年ぶりに夏の甲子園を目指す球児たちが地方大会を戦っています。
日本ハムに入団して二刀流、という選択がなければ、今の彼はなかったかも。
それにしても、「人柄が良い」って言葉、久しぶりに聞きました。
今、世の中にとても少ない存在。
大リーグのオールスターゲームは一夜限り、若手からベテランまでスター選手たちがこぞって27歳の大谷翔平選手のサインを求めたといいます。
二刀流での出場は歴史的快挙、ホームランダービーでの頑張りも、161㌔の投球も見事。
それ以上に、選手たちが贈った賛辞には「人柄」を讃える表現が多く、「笑顔」に魅了されるファン、メディア。
ホームランのあとにセーフティバントで出塁すれば盗塁も次々って、漫画の主人公でも…。
超人的な選手なのに、人を寄せ付けないどころか惹きつけちゃう。
手術やリハビリが続き、二刀流に疑問を持つ外野の声がうるさかった時期もあるでしょう。
本人にはこの2021年がちゃんと思い描けていたはず。
今、2年ぶりに夏の甲子園を目指す球児たちが地方大会を戦っています。
日本ハムに入団して二刀流、という選択がなければ、今の彼はなかったかも。
それにしても、「人柄が良い」って言葉、久しぶりに聞きました。
今、世の中にとても少ない存在。
今回のホームランダービーの賞金を全額球団スタッフに寄贈したのも彼らしいと。もし優勝しても全額寄贈するつもりだったとか。
さて、そんな中で思い出したのが元巨人の桑田氏のこと。彼は野球の解説でも活躍していますが、まことに論理的で腑に落ちる解説をしてくれます。
その中で、いわゆる体育会系の伝統的な所作とその意味についてよく触れています。
例えば大きな声で挨拶をすることは、中途半端なボールを取るときに、選手同士が激突してケガをすることを防止する為にあると思えば、その意味がわかるなどなど。残念ながら、そういう意味まで含めて教える人は少ないかもと。
大谷選手の場合は、そうしたことをひとつひとつ自然体でできる貴重な選手なのかも知れません。あまりにすごすぎるスーパースターですね。
そう、大谷選手のすごさは「自然体であの振る舞いができる」ことですね。
野茂やイチローとは違うタイプ、というか花巻東時代のエピソードを聞くと、野球部のありかた自体もだいぶ変わってきているのでしょう。
桑田さんも素晴らしいと思います。彼の人生を考えると対照的になってしまった清原氏のことが切り離せないですが。
マー君とハンカチ王子とか、何が彼らの運命を変えてしまったのか、夏がくるたび思います。