手塚眞監督による視覚的恍惚

北国はいよいよ雪の季節、島岡美延です。北海道や長野などコロナ最多更新中。旅行客が増えている結果でしょうか。第8波のピークは成人の日の頃だとか。年末年始、どうします？

美しい絶景を見て、何を感じますか？　この場所でダンサーが踊ったらどんな映像になるか、そう考える人がいます。先日のラジオにヴィジュアリスト・映画作家の手塚眞監督が登場。『白痴』『ばるぼら』などの劇場映画の一方、ライフワークとして創り続ける美学的な短編映画、その特集上映が19日から。３つのプログラムは『black 地霊のダンス』『blue 視覚のエクスタシー』『white フィルムの神秘』。 旧作から出来立て新作まで一挙公開。

土地のインスピレーションを得て、ダンサーが踊り続ける『black』には3本の短編。新宿の高層ビルの空に浮かぶかのように踊る女性ダンサー、滝や岩の風景の中、白い衣装で一人踊る映像など、視覚的恍惚ってこういうこと！

アートフィルムとは？　手塚作品、映画の冒険はどこまでも。