国会議員は過去の発言も思想・信念に基づいているはず、島岡美延です。品のない言葉を相手に浴びせて勝ち誇ったように振舞い、都合が悪くなれば変わり身の早さ。一般社会とはかけ離れた〈異次元の空間〉、国会。
学者などの権威にひるまず、圧倒的な行動力を持つこの人が今、生きていたら何を言ってくれる? 公開中の映画『岡本太郎の沖縄』を昭和の香りが残る、横浜のシネマ ジャック&ベティで見てきました(明日まで)。
1959年と1966年に岡本太郎が沖縄を旅して撮った写真。彼の没後に出版された写真集『岡本太郎の沖縄』の光景を数年かけて辿ったのが葛山喜久監督。縄文土器に日本人の美意識の原点を見出した太郎は、沖縄でおそらく同じような衝撃を受けたのでしょう。
葛山監督が見せてくれるのは、こんな光景がまだあるのかという驚きと、どうしても時間、時代が奪い去ってしまうものたち。それでもなお、脈々と受け継がれる、人間の美しさ、強さ。リゾートでも基地でもない沖縄がそこに。
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