美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

“スマホに触れない”時間を作ろう

2019年08月11日 07時05分54秒 | 日記、その他
猛暑と高波に要警戒の「山の日」、島岡美延です。
祝日としては歴史が浅く、お盆の前だし、ほとんど普通の日曜日、連休の一部、くらいの感覚かしら。
この時期、いつもと違う空間へ行ったなら、どうぞ“いつもと違うスマホとの付き合い方”をしてみては。
遭難対策として、山の中でも携帯電話が使える環境が増えていっているので、かなりの地域で使おうと思えば使える状況です。
たぶん、都会から向かう電車や車の中では、動画を見たり、ゲームをしたり、頻繁に届く様々なメッセージを見たりしていることでしょう。
せっかくの“非日常”、どれだけスマホに触れずにいられるか、ぜひ、挑戦してみて下さい。
先日、話した大学生は「自分で何か投稿することはない、色々来るのを見ているだけ」とのこと。
一日に数時間に及ぶスマホの使い方は「調べる」というより「眺める」感覚のよう。
それって、山や海に行ったら、やらなくても大丈夫ですよね!?
目の前の、普段の生活では味わえない、景色や空気。
写真も撮るだろうけど、まずは“五感で味わって”!

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一つしかない命を自覚する

2019年08月10日 07時11分14秒 | 日記、その他
昨日、37度の気温を体験、島岡美延です。
お盆休みの渋滞も始まりましたが、台風10号の進路が気になります。
長崎の田上市長の平和宣言は「目を閉じて聴いて下さい」と、衝撃的な詩の朗読で始まりました。
「幾千の人の手足がふきとび 腸わたが流れ出て 人の体にうじ虫がわいた 息ある者は肉親をさがしもとめて 死がいを見つけ そして焼いた…」
さらに続く長い詩は、17歳の時に原爆で家族を失い、自らも大怪我を負った女性が“あの日から34年”という書き出しで綴ったもの。今から40年前です。
「くり返してはならない」という彼女の願いは、なんとか守られているけど、地球をいくつも吹き飛ばしてしまう核が存在しています。
京都アニメーションの事件では35人が炎の中で命を奪われ、大怪我をした人は、今、どんな苦しみの中にいるでしょう。
その何万倍もの命が、救いようのない状態で奪われ、弔われることも難しく…。
過酷すぎる時代を生きた人々と私たちの命に何も変わりはない。
今も世界で続く、どんな戦争にも勝者なんてない。

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愛し方がわからない母親が

2019年08月09日 06時50分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
長崎に原爆が落とされたのは、午前11時2分、島岡美延です。
川崎市でもその時刻、公共施設では平和の鐘で黙とうを促しますが、“長崎では市内全域にサイレンで知らせます”と、先日の平和のつどいの際に長崎の方が教えてくれました。
さて、楽しいはずの夏休み。
実は、“毎日の子どもの食事作りが大変”と悲鳴を上げている親御さんも少なくないそう。
そのストレスの積み重ねが、困った事態を引き起こさないといいですが…。
映画『マイ・エンジェル(10日公開)』をご紹介します。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞を受賞したマリオン・コティヤールが出演を熱望したのは、気鋭の新人女性監督の作品。
南仏コート・ダジュールで、シングルマザーのマルレーヌは愛する8歳の娘エリーと、その日暮らしの生活を送っている。
貧しくも幸せな二人だったが、再婚相手との関係が破綻したマルレーヌは、突如、エリーの前から姿を消してしまう。
残されたエリーは、驚くべき行動に出て…。
エリー役の少女の眼差しは、すでに大人のよう。

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“心からの言葉”の強さ

2019年08月08日 06時57分23秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
かなり蒸し暑い「立秋」、島岡美延です。
気温、湿度、とてもじゃないけど、秋のカケラもない…!
前代未聞、「官邸で結婚報告会見」のニュースが駆け巡りました。
どんな政治家より注目度の高い、小泉進次郎議員と滝川クリステルさん。
“外で二人でいるのが、交際中2回目”だった昨日だとか。
“言葉の世界”で生きているカップルにしても、結婚に至る自らの心情を語る、というのは初めてのことでしょうが、「心からの言葉の強さ」を感じました。
言葉といえば、先月の参院選で旋風を起こした、れいわ新選組の山本太郎氏に心を動かされた人も、彼が語る“言葉の力強さ”に賭けてみたい、と感じたのでしょう。
これまでの政治家とは何か違うと感じた人々が、れいわ新選組の新人議員二人の当選を後押ししました。
スポーツ選手の言葉もまた、自らを律する言葉、思わず出る本音…、そこに私たちは引きつけられます。
一方で、不祥事などの際に語られる謝罪、言い訳、説明…。
心からの「ホンモノの言葉」かどうか、見分けるのはそんなに難しくありません。
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インドの少女が人生をかけて

2019年08月07日 06時48分35秒 | 姿勢&見た目
高校球児の甲子園での戦いもスタート、島岡美延です。
渋野選手の笑顔のように、“チームで笑顔の夏”を目指して下さい。
夢を叶えたいと頑張るのは、日本の若い人たちだけではありません。
インドの女性たちは、まだまだ夢を語る難しさを抱えているよう。
映画『シークレット・スーパースター(9日公開)』をご紹介します。
『きっと、うまくいく』『ダンガル、きっとつよくなる』のインドの国宝、アーミル・カーンが脚本にほれ込み、主演・製作。
『ダンガル…』でも共演したザイラー・ワシームが、夢をつかむ少女を熱演。
インド・ヴァドーダラーで暮らす14歳の少女インシアの夢は、インド最大の音楽賞のステージで歌うこと。
父親は、勉強だけしていればいいと、歌を禁じる。
応援してくれる母親の協力を得て、顔を隠して弾き語りする動画をYouTubeにアップすると、たちまち話題に。
やや落ち目の音楽プロデューサー、シャクティとの偶然の出会いが、人生を変えていく…。
母として、娘として…、女性の自立を考える映画にもなっています。
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「笑顔」が持つ、本当の力

2019年08月06日 06時46分24秒 | 姿勢&見た目
74年がたった「広島原爆の日」、島岡美延です。
私が一昨日、その声を聴いた広島で被爆した女性は、病気を押してでも“命の限り、体験を伝えたい”と切望していました。
あの日、16歳だった彼女の人生…。
東京2020五輪まで1年を切る中、若いアスリートたちは“平和が脅かされ、オリンピックが中止になる”など、想像したこともないでしょう。
当事者のアスリートだけでなく、戦争を知らない私たち大人世代も、日本の平和は当たり前だと思っている…。
表現の自由が脅かされ、お隣の国との関係は悪化…、“平和は当たり前ではない”ことを今ほど実感する時代はないかも。
全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手の笑顔は、ライバルすらその快挙を祝福したくなるほど、周りの人を幸せにしていったよう。
“いつでも笑顔”でいることが、簡単ではないことを皆、知っています。
国と国の対立の場面では、“笑顔を見せない”のが戦略?
英国メディアも絶賛したという渋野選手の笑顔と自然体パワー、それこそ「平和のカギ」というのは大げさかしら。
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女子通信隊と中国残留孤児

2019年08月05日 07時15分50秒 | 日記、その他
ゴルフ、渋野日向子選手が全英女子オープン優勝の快挙、島岡美延です。
二十歳の“スマイルシンデレラ”の笑顔も平和があってこそ…。
昨日、川崎市平和館で「平和を語る市民のつどい」で司会をしました。
体験談を語ってくれたのが、1927年生まれの外間加津子さん。
女学校の授業がなくなった16歳の時、自ら女子通信隊に応募。兵隊に取られた男性に変わり、陸軍で米軍機の情報処理の仕事に終戦のその日まで従事。
もう一人は、1943年生まれの猿田勝久さん。終戦2か月前に中国に渡った一家でしたが、2歳だった彼は親、兄弟を失い、40年以上…という、いわゆる中国残留孤児。
中国人の妻、子どもたちを説得して、日本に帰国してからのご苦労…。
あらためて思ったのは、ニュースやドキュメンタリーで知る体験談と、目の前で肉声を聞くことの違い。
“この人が、そんな体験をした”という体温を感じる重み。
客席にいた広島で被爆した90歳の女性は、“どこにでも行く、でも話す場がない”とも。
“聞く人”である私たち世代が問われています。
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この“中止”は何を意味するのか

2019年08月04日 06時58分20秒 | 日記、その他
猛暑の中、今日も博物館や美術館は多くの人でにぎわうでしょう、島岡美延です。
人気の企画に人々は何時間でも列をなして、目当てのものとの“対面の瞬間”を心待ちにします。
愛知県内で今月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展『表現の不自由展・その後』がわずか3日目にして中止になりました。
昨日も長蛇の列が出来ていた企画展は、慰安婦を表現した少女像、憲法9条をテーマにした俳句、昭和天皇に関する映像作品など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を集めた展示。
テロ予告や脅迫などの電話が相次ぎ、来場者の安全の確保が難しいというのが理由、と大村愛知県知事は語りました。
私たちが「表現の自由」について考える機会を奪われたのです。
昨日は、“民衆のデモを軍隊が襲撃した”英国の映画をご紹介しました。
「取り返しのつかない事態」は、ある日、ささいなことから起きて、歴史に重大な汚点を残す…。
今という瞬間は、まだ踏みとどまれる時なのか、もう何かに巻き込まれてしまっているのか。

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平和な集会は、なぜ悪夢に

2019年08月03日 07時11分28秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
連日猛暑で命の危険も、島岡美延です。
「○○ではない」と言うほど「○○である」印象が強くなり、そして「そっちが先にやった」の応酬が、歴史上、どれだけの悲劇を生んできたか。
映画『ピータールー マンチェスターの悲劇(9日公開)』をご紹介します。
『秘密と嘘』などの名匠マイク・リー監督が、監督生命を賭けて、英国史上最も残忍、かつ悪名高い事件「ピータールーの虐殺」を映画化。
まさにその渦中に投げ込まれ、目撃者になる感覚!
1815年のウォータールーの戦いで、ようやくナポレオン戦争が終結。
英国では勝利を喜ぶも、経済状況が悪化。労働者階級は職を失い、不満から、選挙権獲得運動が高まる。
1819年8年16日、マンチェスターのセント・ピーターズ広場で大々的な集会が行われる。
家族ぐるみの参加者も多い平和的なデモ行進になるはずが、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進した…!
誰の指示だったのか、政府の見解は…。
200年前の悲劇、今、起こらないと断言できる?
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アニメーションにかける想い

2019年08月02日 07時07分03秒 | 姿勢&見た目
38度超えの岐阜…、どうか皆さん、酷暑に対処を、島岡美延です。
ちょっと涼しすぎる映画館で『天気の子』を見てきました。
公開日の7月19日といえば、日差しのない日の連続、梅雨寒気味で体調を崩す人が増えていた頃。
新海誠監督はそれを予知していたかのように、“東京は何十日も雨”という物語を生み出していました。
東京に出てきた家出少年の高校生・帆高。住み込みで働くことになる怪しげな事務所。
出会った少女・陽菜は、“祈ると晴れにできる不思議な能力”を持っていた…!
新宿の歌舞伎町や代々木の街並みなど、雑居ビルが雨に濡れる灰色の世界…。それを新海マジックはどこに着地させようというのか、ぜひ劇場で体感してください。
そして、エンドロールを見ながら、1本のアニメーション映画を作るのに、どれだけの人が関わっているか、国際色豊かな名前を見ながら、“作り手一人一人”に想いをはせました。
京アニで奪われた35の命のことも。
朝ドラのなつも苦戦中みたい。
この夏ほど、アニメーションのことを考えたことはないかも。
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