雇用調整助成金、GoTo給付金、疑問符がつくケースが次々と、島岡美延です。
税金から自分がもらえる工夫を考えた、とでも思った？ 批判を受けて、内閣官房参与は1週間で辞任。
人間は色んなことを思いつくものですね。「ある瞬間」に、あなたの頭もフル回転するはず。
映画『偶然と想像（17日公開）』をご紹介します。“世界は偶然に溢れている”というキャッチコピー、第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞の濱口竜介監督作品。初の、そして「このスタイルをライフワークとしたい」という短編集に拍手！
第一話『魔法』。モデルとヘアメイクの親友同士の他愛ない恋バナ。
第二話『扉は開けたままで』。小説を書く大学教授に教えを乞う学生。
第三話『もう一度』。故郷のエスカレーターで20年ぶりに再会した女友達。
さりげない日常の対話から一転し、緊張や不安、想像を超えた関係性。「偶然」の引力、逃れられません。
自治体の声に耳を傾けたら、どこも現金給付希望では、島岡美延です。
3回目ワクチン準備もあるし、事務作業が2倍どころじゃないクーポン配布、誰にとってメリットが？
年末は警察署の窓口も混雑。免許の更新手続きは誕生日1か月後まで可能だけど、誕生日前のほうがしっくり。5年ぶりの証明写真はコロナ禍、マスクのあとも気になったり。
某警察署、免許関連の窓口は一つ。そばで待つ人たちにやりとりがすべて聞こえます。講習区分の指示や、視力検査も。
眼鏡をかけた高齢男性の視力検査がこんな感じ。「右」「いえ、左ですね。これはどうですか」「上」「うーん、下なんですよ、目をぱちぱちさせて10分休憩して、後でもう1度」って。あの人、どうしたかしら。
免許返納の人もけっこういました。講習では、高齢者の認知症検査の話も。「右と左が分からなくなっている人に運転されちゃ困るでしょ」という講師も高齢者。
ハンドルを握るなら、どうか安全運転を！！
真珠湾攻撃の日に国会で敵基地攻撃能力のこと、島岡美延です。
ドイツからは新政権16人の閣僚が男女同数のニュース。要は「やる気」の問題。東京都立高校が男女別定員を即廃止できないほど、女子はすでに優秀です。
こちら、トップ諜報員は女子！
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション（17日公開）』をご紹介します。“おっさん赤ちゃん”が世界的な大ヒット、アニメーション『ボス・ベイビー（2018）』の待望の続編。
25年が過ぎ、ボス・ベイビーはエリート・ビジネスマンになり、兄ティムと繰り広げた冒険の記憶も失った。ティムは専業主夫、7歳の長女タビサのパパ離れがさみしい。
そんな折、ベイビー社から来た〈ボス・レディ〉の指令で、再び赤ちゃん姿になり、兄ティムと世界を救うミッションへ！
敵は世界征服を企むタビサが通う学校の校長。「教育現場」こそ世界を変える鍵？ これを見て考えるべきは大人のありかた。
日米開戦80年、新たな事実も、島岡美延です。
負の歴史、隠しておきたいことが、国や企業に。
映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男（17日公開）』をご紹介します。2016年1月のNYタイムズ紙の環境汚染問題に取り組んだ弁護士の記事。それを読んだマーク・ラファロ（ハルク役で人気）が自らプロデューサー兼任で主演。
1998年、オハイオ州の名門法律事務所の弁護士ロブ・ビロットは、ある農場主から調査依頼を受ける。大手化学メーカー、デュポン社の工場の廃棄物で土地を汚染され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。謎の“PFOA”というワードをきっかけに事態の深刻さに気づくロブ。会社が発がん性有害物質の危険性を40年も隠蔽し、垂れ流してきた事実が判明する。7万人の住民を原告団とする集団訴訟に踏み切るも、相手は強大な権力と資金力の巨大企業。闘争の行方は。
今年公開の『MINAMATA』と比べて見てみませんか。
傘マークが列島に並ぶ「大雪」、島岡美延です。
札幌に五輪を招致する計画、日本の雪景色はどう変わっているかしら。
兄弟姉妹はいますか、一人っ子ですか？ それは自分で選べないけど、人生に大きく関わってくるものですね。
映画『ローラとふたりの兄（10日公開）』をご紹介します。『愛しき人生のつくりかた』のジャン＝ポール・ルーヴ監督の最新作。
フランス西部・アングレーム。弁護士のローラ（リュディヴィーヌ・サニエ）にはちょっと困った2人の兄がいる。眼鏡士のブノワは三度目の結婚式。そこに遅刻し、失礼なスピーチをした解体業者のピエール。兄弟げんかに巻き込まれたローラにも、離婚調停の依頼人ゾエールと恋が始まる予感。一方、兄たちは新婚早々の危機、失業の危機、とトラブル続きで…。
みんないい大人。地方のプチ・ブルたちの生活にフランス社会の明暗も見えたり。ほろ苦くてあたたかい、家族の絆をめぐるフランス流ラブ＆コメディをどうぞ。
福岡国際マラソンの歴史に幕、島岡美延です。
75回の間に刻まれた記憶。ここで4度優勝の瀬古利彦さんが心から惜しんで（悔しがって）いました。ずっとあると思っていても終わりは来る…、地球で最強だった彼らも。
映画『さよなら、ティラノ（10日公開）』をご紹介します。“種の違う恐竜”の生き方を描いた、大人に見てほしいアニメーション映画。宮西達也の大ヒット絵本“ティラノサウルスシリーズ”などを原作に手塚プロダクションが制作。劇場版『名探偵コナン』の静野孔文監督、音楽は33年ぶりにアニメーション映画を担当する坂本龍一。
地上最強の肉食恐竜なのに獲物を狩らない、暗闇を怖がるティラノ。翼のある恐竜なのに飛べないプテラノドンの少女プノン。2匹は出会い、地上唯一の楽園と呼ばれる“天国”を目指して旅に出る…。
敵か味方か。相手を信じる力、試されます。
松坂大輔選手の引退セレモニーにイチローさん本人登場、島岡美延です。
こういうのが似合う特別な存在ですね。イチローさんは超一流アスリートとして哲学的な思考、言葉も印象的でした。一方で、日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志監督の言動にもハッとさせられます。
先日、北海道のファンの前にド派手に登場。就任会見の「優勝は目指さない」にも意味があったし、この前は選手に「インタビューで“そうですね”は禁止」と。
インタビューの質、意味が大リーグとは全く違う、プロ野球の「ヒーローインタビュー」。質問にすらなっていないことも多いので、選手だけが悪いのではないと感じますが、今やアスリート、芸能人、学生でも、とにかく何か聞かれたら「そうですね」から始める…。この風潮、「勇気や元気を“与えたい”」の違和感と同じ。
ビッグボス、見た目の奇抜さよりその言動、注目しています。
浄土庭園の紅葉と銀杏と青空が水面に、島岡美延です。
今年は一泊旅行の機会ないまま師走。日帰りで“初訪問”の神奈川県立金沢文庫へ。『特別展 密教相称ー称名寺長老の法脈ー』（～1月23日）を見てきました。鎌倉時代に北条実時が作った武家の文庫。称名寺境内から隣接する敷地に移され、中世歴史博物館となっています。
境内の池の赤い太鼓橋が修理中で渡れず、やや残念。でも広い空のもと、ゆったり旅気分。
2016年に2万点を超える「称名寺聖教・金沢文庫文書」が新たに国宝に指定され、今回の展示も国宝ばかり。あらためて700年前の「紙と墨の確かさ」に驚きます。今から何百年かたった時代の人々は、何をガラスケースの中に見るだろう、とふと想像。
1922年に国の史跡に指定された称名寺。来年は指定100年、横浜市歴史博物館では今日から企画展。鎌倉や箱根に比べてひっそりとしているけど、コロナ禍こその再発見かも。
フィギュアのグランプリファイナル中止、島岡美延です。
女子は5人がロシアから、男子は日本の2人がどこまで戦えるか見たかったですが、コロナの影響でやむなし。
女子テニス協会は、香港を含む中国での大会凍結を発表。コロナではなく、選手に絡む人権問題が理由。果たして北京五輪への影響は？
こちらは第二次世界大戦後の未解決問題。
映画『クナシリ（4日公開）』をご紹介します。旧ソ連生まれでフランス在住のウラジーミル・コズロフ監督が、ロシア連邦保安庁の特別許可と国境警察の通行許可を得て撮影した、貴重な国後島の現在の姿です。
北方領土、戦前には四島全体で17000人いた日本人は、1947～48年に強制退去。寺の石垣、家具や欠けた茶碗、戦車や砲台など、今も大戦の傷跡が残り、そして日本人墓地も荒れ果てたまま土に埋もれている。
日本人と交流のあった島民の言葉には日本への憧れも。悲惨すぎる現在の生活、ここで暮らす人々の想いとは。
中村吉右衛門さんの訃報にショック、島岡美延です。歌舞伎をよく見ていた頃の、あの艶やかな声が懐かしいです。
ある喪失が、ファンを駆り立ててしまうことも？
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド（3日公開）』をご紹介します。長年語り継がれた「ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件」に着想を得て映画化したのは、音楽映画に定評のあるスティーヴン・キジャック監督。
1987年、コロラド州デンバー。スーパーで働くクレオ（ヘレナ・ハワード）は、大好きなザ・スミス解散のニュースにショックを受け、レコードショップのディーン（エラー・コルトレーン）に「町の連中に一大事だとわからせたい」と訴える。ディーンはデートに誘うも、彼女は軍隊に入る仲間のところへ。残されたディーンは、地元のヘビメタ専門ラジオ局に行き「ザ・スミスの曲をかけろ」とDJに銃を突きつけた…。
ネットのない時代、人々の想いはラジオから拡散！
