ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

増毛のこと

2010-12-21 20:00:00 | いい感じ
来月から始まる新千歳空港内ケーブルテレビの地域紹介番組。
現在編集作業をしていただいているようです。
楽しみですなぁ。

冬の増毛。
今年は雪の降り方が遅めですから、まだそんなに積もってないんです。
なので1月の放送で見られた方には、増毛ってこんなに雪の少ないところなの? って思われちゃうかなぁ。
実際に来たときにドッサリあったらどうしよう…。



まあ、そんな心配はさておき。
少し寂れたレトロな増毛を存分に撮っていただきました。
雪の増毛駅では、列車から降りる乗客の姿もチラホラ。
ゼロなら格好つかないなぁ、って思っていたのですがね。
ちゃんといましたよ。

しかも、これから乗っていく方までいらっしゃいましたから。

そしてこの坂道。
役場のある交差点から海の方向。
坂道が海のところでプッツリと切れています。
その先に押し寄せる白い波。

ワタクシの大好きな風景です。

そんな坂道を登ってくる女性が一人。
絵になるわぁ。



増毛オリジナルのカラオケだったら、こんな風景を取り込んでみたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名物

2010-12-21 12:50:00 | たてもの
別に中を見学出来るわけでもないのですが…。

増毛駅前にある元旅館の富田屋。
大正10年に開通した留萌本線の留萌~増毛間の鉄路。
その駅前広場に面してドンと建つひときわ目立つ存在感。

駅前広場は、港も近いですからね。
昔はとても賑やかだったんだろうなぁ。

今は…。
そうですね、特に雪が降ったこの時期になると人影もまばら。
そのまばら感がレトロの雰囲気をさらにかき立てている要因でもありますわな。
寂れた感じの代表格と言ったところか。

昭和8年の記録。
増毛の昔は、旧商家と志満川さんなど、ほんの一部の石造りの建物を除けば、昭和の初めにあった大火により、そのほとんどが焼失しています。
なので、今見ることができる建物の多くは昭和7、8年くらいから。



それにしても築70年後半ってとこですね。
ちょいとした歴史のマチ。
今を生きる人たちの記憶の中に残っている思い出話。

「ああ、あの頃そうだった。」
旅をしながら、そんな風に思い出してくれたら嬉しいものです。



溢れかえったニシンの記憶。
だんだんと薄れていくのでしょうね。
昔懐かしい建物とともに遊ぶ仕掛けづくり。
もちろん実際に住んでいる建物も多いのですから、今すぐ何かをするとは言えないですけど。
この魅力を発信する何かを思いつきたいです…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元の魚介で

2010-12-21 10:00:00 | 飲み食べ
冬の荒々しい日本海。
岸に打ち寄せる波、顔が痛くなるような冷たい風。
長く住んでいると邪魔にさえ感じちゃう荒波も、カメラを通して見ると絵になるんですよね。

冬の晴れ間。
しかも波の穏やかな日。
とても珍しいことかのかも知れません。

「多少の波なら出漁するよ。」
海の男たちの心意気。
命がけの仕事で得た魚介の味はとびきりの美味さですね。

港町市場遠藤水産の直売所には大きなタラ。
大型の鮭サイズ。
タラって大きなものは10キロ以上のものも水揚げされることがありますからね。

ああ、やっぱり鍋かなぁ、フライもいいですねっ。
プルプルのタチ入りだったら…。
ワクワクしますなぁ。



売り場の奥の方にある大型の水槽には、溢れんばかりのタラバガニ。
もうウヨウヨです。



ソイも並んでいましたよ。
これはシマソイですね。
真ソイとクロソイもいました。
煮付けが定番でしょうか。



出た。
アワビ。
活です。
贅沢な食材ですよねぇ。
活のコリコリ感。
焼いたり煮たりしたときのやわらかさ。
そしてうま味。



増毛産の魚介類だけでつくるおせち料理。
それもまた贅沢ですよね、きっと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする