NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

安全な山登りのために(スキルアップ登山)

2010年08月23日 | インポート
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引き上げシステム(1:1オートブロックシステム)
プルージックによるバックアップは1系統のみのシンプルな引き上げシステム。引っ張り上げられますが、引っ張り上げる手を離したとしてもバックアップにより落下しません。やってみるとバックアップがいかに安全かつ必要であるかわかります。

安全な山登りのために・・・・体力、知識、装備、技術・・・いろいろな要素がありますが、常に知識を得る努力をし、常に装備し、常に使いこなせるようになっていなければなりません。日々の平凡な登山がそうでなければならないのです。自分の中では『日々の平凡に徹する』という言葉を使っています。

最低限の準備をもってしても事故は起こります。ただし、悲観的に最低限の準備をしていれば楽観的に対処が可能になります。登山事故に山の難易度は関係ありません。どこでも誰でも起こる可能性があります。

幸い、自分の仲間たち、その繋がっている方々はいろんな知識に長けている方々が多く、プロフェッショナルもおります。スキルアップに関してはいろんな角度から勉強することができますので興味のある方々、一緒に勉強しましょう。

過去、登山で使うロープワークや登山計画書の作成、読図、コンパスの使い方などなどやってきましたが、今回はロープレスキュー編でした。次回はファーストエイドを中心にやりたいかも。あと無線通信訓練とか。できれば自然体験指導者のフォローアップになるようなことも考えていこうと思う。

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テープスリングでスワミベルトを作り、フィックスロープと繋いで身体確保する。もっともシンプルで簡単な方法。

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チェストハーネスを使うとこんな感じ。

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保温。倒れている傷病者を体位変換しながらシート(写真黄色いシート状のものはチェルト)を敷いて保温する。




坊がつるへ 北千里ヶ浜~長者原

2010年08月23日 | インポート
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坊がつるを離れて北千里ヶ浜へ向かいます。

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法華院温泉で休憩。といっても5分ぐらいしか歩いてないけど。。メインザックの重さは歩き始めが辛いです。無線機で受信していると中国・四国地方からの電波がよく入ってきますし、福岡市内からの電波も。なんとなく自分がどこにいるのかわかりますね。

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北千里ヶ浜へは急な登り。たまに振り返って坊がつるを眺めます。(背景の奥の平地)

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北千里ヶ浜。広大で首を振って見渡したくなります。ガスが出てくるとちょっと気持ち悪いところですが。。。かつて遭難事故も。

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晴れたり曇ったりと天気が変化します。


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すがもりを越えて長者原へ下り始めました。が、今度は雨。カッパを着るまでもないかなと思ったのですが強くなってきて、、、結局カッパ+ザックカバー。ここからしばらくは雨。


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長者原まで降りてきて振り返ると青空! なんだか久しぶりに長者原に戻ってきた気がします。出発した時間と帰ってきた時間が同じだったので今からまた出発!?みたいな気分になることも。。。坊がつるキャンプ。ご一緒していただいたみなさま、ありがとうございました。次回またテント担いでどこかに。

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