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真空管。右の2つ大きいのが6AS7G。右端は製造年が刻印されていて1959年12月製造(NEC製)。その左は東芝製。その左の小さい2つは6CM4(欧州名:EC86) 60年以上も前に作られたものですが、問題なく動作します。
真空管アンプは音楽を聴くための道具。現在のトランジスタアンプに比べると物理的な性能は劣りますが、なぜか真空管アンプを通して音楽を聴くと心地いいという特徴があり、今でも真空管アンプは生き続けています。楽器でもギターアンプは真空管アンプでなければという人も少なくありません。真空管を使うのは音楽の世界だけになってしまいました。ジャズバーなどで見たことがある方もいるのでは?
数年前にそれまで使っていたアンプ(YAMAHA MX-1)が壊れて自作アンプ作りを始めました。今まで4台(うち3台はあちこちで活躍中!)作りましたが、その間に使いってみたい真空管があって、写真の2種類。やっと揃ったので設計始めようかなというところです。
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音楽を聴いていても楽しいし、見ていてもオレンジ色の光を放つのが癒しですね。写真は整流用の真空管(5U4)。交流の電気を直流に変えるのに使います。