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ツワブキがまだ残っていました。
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33番ポイント(標高約千メートル)付近では積雪30センチ。ここで昼食としましたが、毎年のご飯に替えてパンだったことが的中。お湯を沸かさずに立ったままでご飯が食べられます。食事計画のうめちゃん見事でした。こうなることを知ってた??
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横岳への最後の登り。最も厳しいところ。下山も大変。。。クライミングのスポーツ少年団に入ってるりょうた君が『エイト環があったらいいのに』と。ほんとそうだ。半端じゃなく急だし、足場が悪いので懸垂で降りたほうがよっぽど速いし安全。今年の初登りで別のところで応用しました。
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厳しい下山を終えて33番ポイント付近にて。かよ姉が雪に飛び込んだのを最初にみんな雪に飛び込みます。自分も飛び込みたかった。。。でも写真撮らなきゃね。
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無事に全員下山完了。この日の夜は真冬のキャンプファイヤーと真冬の花火。ちょっと遅いけどクリスマスパーティ。
Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S
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高隈山・御岳五合目
自然の家出発時は小雨。冷たいながら雪はなかったですが、御岳五合目は雪景色。この状態ではキャンプ地の妻岳分岐点はかなりの積雪が想像されるため幕営縦走を中止します。先発隊(山岳連盟講師2名(南九州山岳救助隊))が出発して登山道の様子を偵察。登山をするのにそれほど条件は悪くないという情報が無線で伝わってきます。
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幕営縦走をしないのでメインザックを置いて班毎のパーティにひとつのデイバッグに食料・飲料を入れて身軽になります。自分はディバッグを持って行ってなかったためにハーネスに装具・食料・飲料をぶら下げて出発します。
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御岳登山道は険しい岩場が多く、しかも雪が付いてるためによく滑ります。
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御岳九合目。通常は山頂まであと5分のところですが、10分かかりました。意外と山頂は風がありませんでした。山頂の様子から妻岳分岐点はすごい積雪でしょう。高隈山の南面と北面の様子はかなり違います。北西の風が吹き付ける北面はよく積雪します。
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滑りながら下山しテレビ塔までもどってきました。歩いてきた方向を見るとこんな感じ。
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ツバキ。
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吹雪になってきました。
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Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S
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ザックの中身の順序。あくまで例です。山行のスタイルによって変化しますが、原則軽いのが下、重いのが上。
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体重の40パーセントまで担ぐことができると言われていますが、体重の50パーセントぐらいの子もいます。それでも3日間ザックを担いで完全踏破できてしまいます。
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写真は3日目の夜、自然の家職員が作ってくれた豚汁。山から帰ってきて最初に食べる食事らしい食事。登山では食事計画がとても重要になります。一番の楽しみであったりも。今回はパン中心の食事計画が見事にいい結果をもたらしました。今回は雪の山。火を使ってお湯を沸かしているうちに身体が冷えてしまいますし行動時間も長くなります。パンならばすぐ食べられます。横岳登山の時の昼食地点は積雪30センチ。座ることすらできません。よってパンはとても有効でした。
Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S