レ・ミゼラブルに間する時代背景や雑学を記した本なのですが、特筆すべきは引用された挿絵の素晴らしさです。
※鹿島茂『レ・ミゼラブル百六景』株式会社文藝春秋(1987年6月15日第1刷)
ギュスターヴ・ドレばりの精緻な木版画に圧倒されます。
※ブリオン・・・さすらうジャン・バルジャン
※リクス・・・ミリエル牧師の歓待
※ド・ヌーヴィル・・・ジャベールに慈悲を乞うファンティーヌ
※バヤール・・・ひばり娘コゼット
※バヤール・・・テナルディエを追い払うジャン・バルジャン
※ド・ヌーヴィル・・・マリウスとエポニーヌ
※リクス・・・防塞のマットレス
※ド・ヌーヴィル・・・下水道のジャン・バルジャン
※ブリオン・・・ジャベールの最期
※バヤール・・・コゼットを想うジャン・バルジャン
レ・ミゼラブルを概括した中では最上の部類に入るかと・・・。
図書館等で見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
オススメします。
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