吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

モバちゃんお料理コーナー『きゅうりのピリ辛漬け』

2019-06-28 06:52:05 | 愚行を固執すれば賢者となる
 ハーイ!お元気~!(←パタリロでこのフレーズ知っているヒトはかなりのマニア)
 本日は暑い夏を乗りきる『カンタンきゅうりのピリ辛漬け』をご紹介しま~す。

 きゅうりは洗って両端のヘタを切ったら3センチ~4センチの長さ(テキトー)にカットします。
 これをタッパに詰めたら、きゅうりの下端が浸るくらいお醤油を入れましょう。

 冷蔵庫に仕舞っておくと半日くらいできゅうりから水が出てきます。


※こんな感じになります。

 ここで1コ1コ上下をひっくり返してやります(全体に沁ませるのネ)。
 もう半日、冷蔵庫で寝かせたら、水を捨てます。これで出来上がり!

 え?『どこがピリ辛だ?』ですって?・・・食べるときにお皿に盛ったらラー油を少々掛けていただきます!
 きゅうりが安いときに作っておくと案外重宝します。








アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件(下)』創元推理文庫 / 2019年4月12日10版発行

2019-06-19 05:37:29 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 (承前)←初めて見た方はこの文字をクリックして『カササギ殺人事件(上)』に戻ってから読んでください。

 下巻でいよいよ謎解きを・・・と思ったら、ここで本当の大事件が!
 ええ!?第七章の原稿が行方不明!・・・作者のアラン・コンウェイは自殺ぅ!
 何だってぇ!?


※アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件(下)』創元推理文庫 / 2019年4月12日10版発行

 予想もしなかった展開!いままで読んでいたのは作中で語られていた小説の原稿だったのです!
 ストーリーは失われた()第7章を捜す物語に大転換。ミステリーの結末が分からないなんて!

 『ミステリーを読んでいてこんなに腹立たしいことってある?

 こんなにヤキモキする展開を誰が予想したでしょうか?この時点でようやく、上巻の冒頭で読者に警告した人物がアラン・コンウェイの本を担当する編集者だったことが分かります。『何とかして失われた原稿を見つけないと』との思いで必死に原稿を捜すうち『実はアラン・コンウェイは殺されたのではないか?』と思うようになります。


※ピーテル・ブリューゲル『絞首台のある風景(絞首台上のかささぎ)』(小説の内容とは関係ありません。)

 調査を進めていくと、今回のアラン・コンウェイの作品の登場人物には全員、現実のモデルがいることが分かってきます。原稿の調査と物語の結末が絶妙にマッチングしながら明らかになる『アッ!』と驚く結末には、誰もが『ヤられたっ!』と悔しがることでしょう。

 二重の犯人捜しと、さらに大きな謎・・・しかもその答えは始めから目の前にぶら下がっていたのですから・・・。

 さあ、もう読まずにはいられませんネ!
 楽しめます!疑いもなく(いや、犯人が誰かは思う存分疑ってくださいネ!)。
 
 (了)






藍井エイル LIVE TOUR 2019 / 6月15日(土) / 梅田芸術劇場 メインホール

2019-06-17 07:52:21 | 洋楽邦楽を問わず音楽はイイ
 藍井エイル LIVE TOUR 2019 大阪公演。行ってきましたよー!


※藍井エイル LIVE TOUR 2019 / 6月15日(土) / 梅田芸術劇場 メインホール

 新アルバム『FRAGMENT』発売を記念した全国ツアーなのですっ!
 先行予約したはずですが、今回は3階席の前から2列め(やっぱアリーナ席が燃えるゼ!)ちょっち残念。


※ステージはビルの4階から見下ろす感じ(怖ええ!)

 しかし曲が始まるとお構いナシにペンライトを振ってジャンプ(やっぱ怖ええ!)
 ペンライトを(ぶんっ!ぶんっ!)振って約2時間楽しみました()。
 私の好きな曲は『シリウス』と『イノセンス』ですっ!


※藍井エイル 『シリウス(Music Video)-Short ver.-』


※藍井エイル 『INNOCENCE(Music Video) Short Ver.』

 アンコールでは8月28日(水)リリースの新曲『月を追う真夜中』も披露していただいて満足!


※新曲『月を追う真夜中』・・・8月28日(水)リリース!


 翌日、肩が上がらなかったのは言うまでもありません。






 

アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件(上)』創元推理文庫 / 2019年2月22日11版発行

2019-06-11 05:24:49 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 いまや超々特大人気です。『アガサ・クリスティーへのオマージュとして書かれた推理小説の傑作!』と銘打たれて書店に山積みになっています。
 しかぁし!私が『読もう』と思ったのは作者名に目がいったからです。
 アンソニー・ホロヴィッツ()こっ、これは~、あの『刑事フォイル』のストーリーを組み立てているヒトぢゃないですか!これは読まずにいられません。毎回フォイル警視の推理について行けない私ですが、小説ならば犯人が分かるかも()と思って・・・買ってしまいました。


※アンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件(上)』創元推理文庫 / 2019年2月22日11版発行

 読み始めると、最初に『一読者の感想』らしきものが書かれていて『へっ?』と面喰らいます。
 何と『この本を読んで人生が変わった』というのです。で、読み進める人に『ちゃんと警告しましたからネ』と念を押します。

 すると『第二の表紙』が、現れます。

 表紙には『名探偵アティカス・ピュントシリーズ「カササギ殺人事件」アラン・コンウェイ』なる文字が・・・さらにアティカス・ピュントシリーズの説明と有力紙による書評が・・・どうやら、いま私の居るこの世界とは異なるパラレルワールドの出来事のようです。その世界では『アラン・コンウェイによって創造された名探偵アティカス・ピュントが登場する小説が、エルキュール・ポワロに匹敵するような人気を博していて、すでに8冊が刊行されている』というのです。

 読み進むとどうやら作者のアラン・コンウェイは、この名探偵アティカス・ピュントのシリーズを書き続けることに飽きたのか、あろうことかこの名探偵を『殺して』しまおうとしていることが分かるのです(この事件が『アティカス・ピュント最後の事件』になりそうです)。名探偵は『自分を悩ましている頭痛の原因が脳腫瘍であり、自分はあと数ヶ月の命である』ことを宣告され、病に侵された身体を引きずって調査に向かうのでした。


※フリードリヒ『槲の森の修道院』(イメージとして掲示してみました)

 事件は1955年7月、田舎町サクスビー・オン・エイヴォンにある通称『パイ屋敷』で起こります。
 家政婦が掃除機の電気コードに足を取られたのか、階段から転げ落ちて首の骨を折って亡くなります。
 その葬儀に参列した謎の男の存在が語られ、事件は次の段階へ・・・パイ屋敷の当主が屋敷にあった剣で首を刎ねられる事件が発生、静かだった田舎町は疑惑渦巻く大騒動に巻き込まれて行きます。

 最初に亡くなった家政婦は町内の出来事を詮索して日記(他人の悪口と中傷が満載のシロモノ!)に付けていました。村人の誰かを恐喝していたフシもあります。家政婦はパイ屋敷の当主に仕えていましたが、屋敷内で息子の一人を亡くしています。残ったもう一人の息子はここの生活を嫌って家を出、自動車工になっています。結婚を前提に付き合っている娘がいますが、母親(亡くなった家政婦)からは嫌われていました。

 パイ屋敷の当主はといえば、ヒトの嫌がることを無理に行うようなネジくれた性格で、村人たちの愛する森を宅地開発しようと計画していました。また、当主の妹は財産を分与されず、貧しい生活をしていましたが、出生時の秘密が明らかになり(実は)正当な継承権を持つことが判明したところです。

 上巻の章立てはカササギによる数え歌(好きだなぁ)によって構成されています。

 第1章:悲しみ(一羽なら悲しみ)
 第2章:喜び (二羽なら喜び)
 第3章:娘  (三羽なら娘)
 第4章:息子 (四羽なら息子)
 第5章:銀  (五羽なら銀)
 第6章:金  (六羽なら金)



※飛翔するカササギ。

 ここで上巻が終わります。数え歌そのものは『七羽ならそれは、明かされたことのない秘密』で終わっています。
 謎解きだけで下巻全部を必要とするボリュームがあるのでしょうか?
 しかし、上巻の末尾近くで名探偵アティカス・ピュントは次のように宣言します。
 
 ジェイムズ『誰が犯人なのか、あなたにはもうわかっているんでしょうね
 アティカス『わたしにはすべてわかっている、ジェイムズ。わたしがすべきなのは、それぞれの事実を結びつけることだけだったのだが、いまや、すべてがはっきりとした。

 ええ!?そうなの?全然ワカリマセーン!もう下巻を読むしかナイッ!

 (つづく)←今スグこの文字をクリックして『カササギ殺人事件(下)』へGo!





兵庫県公館春の一般公開(2019年6月1日(土)~2日(日)その③)

2019-06-06 05:54:59 | 日々美しいものに触れようよ
(承前)←前の記事に戻って読み直したいヒトはこの文字をクリック!

 今回は1階の控室なんかも自由に見ることができました。


※控室102


※控室103

 エレベーターで3階へ

 ここには屋上庭園があるのです。


※窓から噴水を見る・・・屋上庭園は大会議室の真上になります。


※屋上庭園は周囲を回廊に囲まれた造りになっています。


※シャコ貝を配した噴水・・・シャコ貝の中には巨大な真珠が!(模造です!念のため)。


※北側にある第一会議室の外観です。


※南のロビー側にあるエレベーター棟の外観です。

 この庭園は一見の価値アリです。

(了)