しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

白石島フェリー航路(三洋)・運航休止

2023年09月08日 | 令和元年~

場所・岡山県笠岡市笠岡~白石島 
航路廃止・2023年12月31日(予定)
撮影日・2022年11月15日  

 

 

白石島に行くには、三つの定期航路がある。
一・旅客船(笠岡~白石~北木~真鍋)
二・フェリー(笠岡~白石)
三・フェリー(笠岡~白石~北木)

このうち、
二・フェリー(笠岡~白石)
の航路休止が三洋汽船から発表された。
理由は、
「利用者の減少や船の老朽化、燃油価格の高騰など」
今年いっぱいで就航を廃止するそうだ。


白石島は、
瀬戸内海国立公園の景勝地であり、
ユネスコ無形文化遺産「白石踊」もある。
多くの人を呼び寄せる可能性が大の、魅力ある島。
残る、
一・旅客船(笠岡~白石~北木~真鍋)
三・フェリー(笠岡~白石~北木)
には船便の増など、多くの人を運んでほしいものだ。

 

 

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ジャニーズ事務所会見 2023.9.7

2023年09月08日 | 令和元年~

テレビ放送 ”ジャニーズ事務所会見”

日時・2023年9月7日 午後2時~6時10分。

 

 

テレビ東京以外の全テレビ局が中継する、「ジャニーズ会見」を見た。
最初の45分間くらいは、見ていて、記者会見のやりとりが興味深かった。

が、しかし
その後はややマンネリで途中で見るのを止めた。
見るのを止めた最大の理由は、「当事者」vs「当事者」の記者会見なので、
質問の限界が見え透いていたこと。

・・・

今回のジャニーズ記者会見は

2023年8月29日、
ジャニーズ事務所の再発防止特別チームが調査報告書公表の記者会見し

ジャニーズの責任

ジャニー氏が、「長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた」。
姉・藤島メリー氏が、「事実を隠蔽し続けた」。
スタッフも「見て見ぬふり」し、長年にわたる被害の拡大を招いた。

 

マスメディアの責任

マスメディアの沈黙 
「多くのマスメディアが正面から取り上げてこなかった」
「メディアはその影響力を行使することにより、人権侵害を即時にやめさせるべきであったし、できたはずであった」
各局横並び
上記の指摘に対しテレビ局は
「注視していく」「要望する」「重く受け止めている」。
内容は、「6局ほぼ同じ」。

 

・・・

今回の事件はジャニーズ創業者による性加害で、特徴は
長年であること、40~50年間。
被害者数が多いこと、数百人以上。
絶対的権力者から、弱者への行為。
男性から男性への性行為。
被害者の大半が十代前半の少年。

・・・

今回(2023.9.7)の記者会見をテレビで見た印象は、
時間無制限で行われ、質問はいちおう全員から受けていたこと。
弁護士が代理に返答することが少なく、指定された人が答えていた。
(東山新社長の過去への質問の返答は、まゆつばの場面があったが)
まあまあよかったのでは、と思った。

・・・

結論
”マスメディアの責任”について
マスメディアでも、今回の事件は特に責任の重大なのがテレビ。
テレビ局6社が、共同記者会見を開き、自らが質問を受ける義務があるように思う。

 

 

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「第30回笠岡路上観察発表会」

2023年08月31日 | 令和元年~

今回で最終となる発表会が下記の要項で開催される。

 

「第30回笠岡路上観察発表会」

場所・笠岡市六番町 笠岡市民会館(第一会議室)

日時・2023年8月31日(木)~9月3日(日)

   午前10時~午後6時

 

・・・

出展数は65点

そのうち、一部作品。

(ダイヤモンド青佐)

 

 

(太陽の広場)

 

 

(笠岡駅前のイルミ)

 

 

 

 

特集「笠岡市内の山」

(古城山)

 

(虚空蔵山)

 

 

 

テーマ「笠岡市内の神輿」

(茂平)

 

(一番町)

 

 

 

・・・

出版
「去りゆく笠岡 生まれ出ずる笠岡」 
笠岡路上観察研究会

2023年9月発行予定

・・・

 

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”さんこう”(おかやま山陽高校)が甲子園で初勝利

2023年08月08日 | 令和元年~

2023年8月8日 兵庫県西宮市・阪神甲子園球場 「第105回全国高校野球選手権大会」
NHKテレビ放送


岡山県代表の山陽高校(さんこう)が、ついに甲子園で初勝利した。
ついに、
というのは山陽高校にとっても、井笠地域にとっても(もっとも他には興譲館が出たことがあるだけ)初めての甲子園の勝利。

 

 

 

”さんこう”の選手は、全員地元の中学校からの進学者。
この地元というのは、広島県福山市を含む。

 

近年、岡山県備中地区と広島県備後地区の野球少年は、広島市の広陵高校へ進学の人が多いようだが、
これを機に、備後から”さんこう”進学者が増えれば、さらに強豪高校になる。どうなるか。
JR鴨方駅から近く通学に便利なのも強み。

 

 

 

目指せ、甲子園2勝!

 

・・・・・

 

今日(2023.8.8)は用事があり、岡山に行った。

 

両備バスの運転席後ろ側に↓展示文書があった。

 

2023年8月1日から、
バスやタクシー運転手の車内への氏名掲示義務が1日、廃止された。
運転手のプライバシーを守り働きやすい環境をつくるため。
(SNSの普及で氏名がインターネット上でさらされるのを防ぐ)

 

・・・


岡山から帰りの電車は”うらら”だった。

JRうらら

別に、うららに、気にとめた訳ではないが、
少し時間が経っていくと、揺れがないことに気が付いた。

席が揺れないので気づいたのでなく、
吊り皮が動かない!
丸い吊り皮が揺れていない!!
それで気づいた。

車両が進歩していることを実感できた。

 

(JR鴨方駅)

JR西日本の新型通勤電車「227系」が、岡山・備後エリアに「Urara(うらら)」という愛称で導入。
20年ぶりに投入される新型車両、運行開始は2023年7月22日。
山陽本線(岡山~三原)他。

 

 

・・・

 

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初代「フラガール」

2023年08月07日 | 令和元年~

昭和50年代後半、福島県いわき市に住んでいた。
いわき市には炭鉱のボタ山が残り、鉱山からは温泉が湧いていた。

常磐炭礦は炭鉱から観光へ業態をシフトし、
”常磐ハワイアンセンター”という巨大な温泉観光センターを展開していた。そこの年間会員になっていた。
残業がない日は、帰宅後に長女を連れてハワイアンセンターに行っていた。

いわき市を去って後のこと、ハワイアンセンターは「スパリゾートハワイアンズ」と名称を変えた。
そして『フラガール』という映画にもなった。
映画はハワイアンセンターの踊り子さんの物語で、豊川悦司(トヨエツ)や蒼井優が主演。
その蒼井優が演じたダンサーが亡くなったと、今日の新聞に載っている。

 

・・・

【産経ニュース】


映画「フラガール」のダンサー役のモデルで、初代フラガールの小野恵美子(おの・えみこ)さんが4日午前6時30分、
アルツハイマー型認知症終末期のため福島県いわき市の老人福祉施設で死去した。79歳。
いわき市(旧内郷町)出身。
高校卒業後、常磐音楽舞踊学院に1期生として入学。1966年にオープンした常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の舞台に立ち、初代リーダーを務めた。
76年、結婚を機に引退した。
その後は同学院や自ら設立したダンス教室で後進の育成に取り組んだ。
2006年公開の映画フラガールで俳優、蒼井優さんが演じたダンサーのモデルとなった。
高校生がフラ日本一を競う「フラガールズ甲子園」を発案した。

 

・・・

 

「ハワイアンセンター物語」 猪狩勝巳  加納出版 昭和55年発行

舞踊の募集は、
「常磐炭坑の精神が生き、炭鉱人の血を受け継いで、炭鉱の空気の中で育った人。
毎日ズリ山を見ることが出来る場所で踊りの訓練をしてもらう、
炭鉱人の素朴な心を生かしたショーを上演してもらう」

元常磐炭鉱人の娘で、
「どうぞ私の娘を常磐炭坑の新しい仕事に役立たせてください」と父娘同伴で応募してきた。
内郷市で生まれた豊田恵美子さんである。
彼女は磐城女子高校からバレエを続けていた。

恵美子さんは豊かな才能と絶えざる努力で踊りを見事に成長させ、プリマドンナとして名をあげた。
昭和52年、勿来の人と結婚し舞台を去った。
いま美恵子さんは一児の母として幸福な家庭を営むかたわら、いわき市平にバレエ教室を開いて後進の育成に励んでいる。

・・・

いわき市にいる時、好間・内郷の常磐炭坑跡に行ってみた。
内郷の山の、またその奥に、ボタ山が残っていた。
半分崩れた野球場とプールが、その山中にあった。
黒いダイヤの盛隆当時をまざまざと感じた。

 

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リーデンローズに松竹大歌舞伎を観にいく

2023年07月28日 | 令和元年~

日時・2023年7月28日 14:00~16:15
場所・広島県福山市・リーデンローズ
名称・松竹大歌舞伎 福山公演

 

福山市のリーデンローズ、今日は恒例の”松竹大歌舞伎福山公演”の日。

 

 

今年は、「鬼一法眼三略巻・菊畑」と「土蜘蛛」。

 

 

 

チケットを提示して入場。

 

 

 

”菊畑”は咲き誇る菊畑が舞台と思ってたが、予想に反して菊の本数は少なかった。

 

 

 

「土蜘蛛」は迫力があった。

土蜘蛛と源頼光の四天王の戦いは万雷の拍手で終わった。

 

 

4時過ぎに「午後の部」の歌舞伎は終わった。18:30から「夜の部」がある。

明日(2023.7.29)は岡山市民会館で、まったく同じ歌舞伎公演がある。(「備前おかやま松竹大歌舞伎」)

 

 

 

スマホに熱中症の「警戒アラート」が、ここ2~3日何度も鳴る。

毎日快晴、毎日真夏日、毎日38~39度。

 

暑いので終わるとすぐにおうちに帰った。

楽しい歌舞伎鑑賞ができた。

 

・・・・

会場の観客数は少なかった。歌舞伎界は客を逆なでするようなニュースが多い。ファンが引いているのを感じる。

2023・7月 菊之助の浮気と土下座事件。
2023・6月 猿之助の自殺未遂、両親の心中。
2022・市川中車の銀座セクハラ
2022・市川団十郎襲名したが、盛りあがりなし。

大相撲といっしょで、完全に時代から取り残されている。
本気で改革しないといっきに衰退してしまうような気がする。

・・・・

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さんこう(おかやま山陽高校)が甲子園出場決定

2023年07月25日 | 令和元年~

 

2023夏の甲子園に、
生石(おんじ)の山陽高校が甲子園出場を決めた。

 

 

 

日時・2023.7.25 倉敷マスカットスタジアム・高校野球岡山大会決勝戦
TV放送・NHK岡山

 

 

”さんこう”のクラブ活動は、野球・ボクシング・空手・ゴルフが特に知られている。

 

今日は倉敷商業と高校野球予選の決勝戦。
接戦だったが、見事に優勝。

 

(倉商応援団)

 


野球部OBでは元ロッテオリオンズの仁科時成投手(かねやん時代のアンダースロー)や、
ソフトバンクホークスの藤井皓哉投手が有名。

 

目指せ甲子園初勝利!

 

 

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高松城跡の宗治蓮

2023年07月17日 | 令和元年~

場所・岡山県岡山市北区高松・備中高松城跡公園
日時・2023年7月16日

帰省していた長男が東京へ帰るので、妻といっしょに岡山空港へ送っていった。
途中、空港の10kmほど手前にある高松城へ寄った。

 

 

 

目的は宗治蓮を見ること。
満開には少し早いかな?
時間が午後3時なので、早朝に咲く蓮見物には不利。
とか思いながら、
公園駐車場からハス池に向かった。

 

予想通り、
満開には早く、
見物時間は遅かった。
しかし四百年地下に眠っていたという「宗治蓮」は、
見る人に花と戦国の歴史を、じゅうぶん感じさせてくれた。

 

 


高松城水攻め

(Wikipedia)

備中高松城の戦い
天正10年(1582年)に織田信長の命を受けた家臣の羽柴秀吉が毛利氏配下の清水宗治の守備する備中高松城を攻略した戦いである。
秀吉は高松城を水攻めによって包囲したことから、高松城の水攻め(水責め)とも呼ばれる。
この攻城戦の最中に、秀吉の主君である織田信長が明智光秀に討たれた、いわゆる「本能寺の変」が起きた。

 

 

清水宗治辞世の句碑

「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を高松の 苔に残して」

 

・・・

 

 

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旧五月五日 西浜(ようすな)オシグランゴ

2023年06月18日 | 令和元年~

場所・岡山県笠岡市金浦
開催日・旧暦5月5日(再開後は近い日曜日)

 

「おしぐらんご」は、
廃止前に一度見に行ったことがある。

再開後の「おしぐらんごは」、
10回くらいあるかな。

その差(廃止前と再開)は、とても比較にならない。

廃止前のおしぐらんごは、
本気で櫓こぎ合戦をしていた。
たとえ汚い手をつかおうと、何をしようと、
とにかく”勝つ”、
”負けられん”
それが「おしぐらんご」だった。

そういう元気や迫力は、漁師町ようすなの猟師や町民だけでなく、
見物に訪れる人にも伝わり、
競漕とお祭りが一体となった初夏の、一大イベントだった。

 

 


漁師町西浜(ようすな)は、おしぐらんご廃止後は
ころがるように町も人も、元気と活気を失っていった。

高度経済成長期、
密集した市街地を形成していた金浦は時代に取り残された。
漁師町・金浦であったが、
漁業は消滅し、漁師はいなくなった。

今は「保存会」の皆さんたちの努力で再開し、
伝統文化財として毎年開催されている。
何事もつづけることに意義がある。
がんばれ、”ようすな”のオシグランゴ。

 

・・・

「岡山県史・民俗編Ⅱ」 岡山県  昭和58年発行

旧五月五日 西浜(ようすな)オシグランゴ

旧五月五日に笠岡市金浦の西浜(ようすな)では
オシグランゴという漁船の競漕が行われていた。
その年に新造された四丁櫓の船を紅白の二つに分け、一艘に
漕ぎて四人、
舵取り一人、
旗振り一人、
の六人が乗り込み、
金崎の沖から港までの約一キロメートルを、
大勢の見物人の見守る中で競争するという威勢のよいものであった。
オシグランゴと同様な競漕は倉敷市児島田ノ浦や牛窓町でも行われ、
その他の漁村でも行われていたらしいが、
いずれも今はなくなっている。

 

 

・・・

「写真集・笠岡」 田中舜治 国書刊行会 昭和56年発行

ひったかとおしぐらんご

ひったかとは火を高くかかげることを意味し、
おしぐらんごとは、
櫓漕競争のことである。
いずれも毎年旧歴の五月五日に行われる。
おしぐらんごは昭和36年を最後に廃止され、
ひったかのみ今も残り、
毎年笠岡市金浦の夜空をいろどっている。
昭和54年文化庁から保存すべき民俗行事として調書が作られている。

 

・・・

 

撮影日・2023.6.18

 

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「2023ひろしまフラワーフェスティバル」を見に行く②広島の今

2023年06月11日 | 令和元年~

日時・2023.6.10
場所・広島県広島市・廿日市市

 

広島FF見物が目的で広島に行ったが、
広島ついでに、気になる場所も見てきた。

・・・


宮島の大鳥居
宮島の大鳥居が2022年12月に工事完了。
3年半ぶりの大鳥居は、平清盛から9代目になるそうだ。

 


広島駅前(南口)
広島駅ビルの建替えと広電路面電車の駅ビル進入を同時工事中。
路面電車は駅ビル二階になり、
現在の路面電車のスペースはバス等に利用される。

 

 

ひろしまゲートパーク
広島市民球場の跡地。令和5年3月31日にオープンの「HIROSHIMA GATE PARK」。
年間通して大小のイベントを行うそうだ。

 

 

サッカースタジアム
現在の工事状況。サンフレッチェ広島の本拠地となる3万人収容のスタジアム。

 

 

広島城三の丸
名古屋城の”金シャチ横丁”のような土産店街をつくるようだ。

 

 

瀬野川の「スカイレール」
住民の脚であり、瀬野川名物・名所でもある「スカイレール」の運行終了ニュースがあったが、
まだ営業中。

 

 

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