しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

陽明丸とシベリア出兵①笠岡の偉人と、前代未聞の瀆武(とくぶ)

2019年03月27日 | 大正
今から100年ほど前(1920年)、陽明丸という船で笠岡市出身の船長さんが800人のロシアの子供を救出した。
残された資料や調査で、この事は事実であることは間違いないが
発生したのはシベリア出兵の最中であった。

作家司馬遼太郎は、シベリア出兵について
「前代未聞の瀆武といえる。
理由もなく他国に押し入り、その国の領土を占領し、その国のひとびとを殺傷するなどというのは、まともな国のやることだろうか。」

という時に陽明丸の”奇跡の救出作戦”は無事に実行という出来事だった。

なぜ、
今まで陽明丸は隠れた出来事だったのだろう?
800人のロシアの子の親は、ロシア革命にどういうスタンスの地位だったのだろう?
敵国の子供救出に日本政府の見解は?日本の国内世論は好意的だったのだろうか?
船主は善意だけが全てでない?・・・・、???謎が多すぎる。
コメント
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