しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

茂平ことば

2016年06月16日 | 父の話
談(父・母)・2005.2.5

えんだ・・(濡れ縁)雑穀を仮置き、物置。
ひてぃ正月(旧2月1日)・・・仕事をいちんち休む。新正月・旧正月・ひてい正月、3度の正月があった。
おとでぇ・・・兄弟・姉妹
おとんぼ・・・男の末っ子
おんたあ・・・牛の雄。母、こってぇ。
めんこ・・・牛の雌
がんつう・・・海のは言わず、池・川のカニ
ぎーす・・こうろぎ
ぎょうせん・・水飴。売りにきょうた、おやつ。
きりば・・まな板
くちなお・・へび。
しゃかお・・へび。ながい方
さんどいも・・じゃがいも、馬鈴薯
こうぼう芋・・同上
きんか芋・・同上
じーき芋・・里芋
親芋・・同上
キツネ寿司・こんこん寿司・・稲荷寿司
ずく・・ふざける
せど・・家の裏っかわ
たてる・・戸をしめる
つぼき・・畑にツボキをこしらえて、そこへ人糞をもっていってはねうつす。ええかげんしたら腐るんじゃ。
でんぱち・・竹の皮の笠。孟宗の竹の皮は金になりょうた。(竹の皮は)履物にもしょうた。
どんごろす・・除虫菊を入れたり、芋を入れたりして(畑から)戻りょうた。カマスとおなじじゃ。
カマス・・莚を縫うたもの。カマスもドンゴロスもミシロ(莚)も皆いらんようになった。干しつきょうたけど、干す場所も変えつきょうた。多いお時は日にさんべんくらい。
ヤニとニヤ・・おんなじ。
のえ・・・畑。
はちまん・・女のしっかりもの、口のたつ人、おてんば。
はっとーばり・・とおせんぼ。
ひーご・・燕の子
ヒヤ・・離れ座敷。長屋の畳部屋。
門べえ・門部屋・・門に寝るところがついている。
ねべや・寝部屋・・小作人が寝る部屋。
ぼーち・・よそに出るとき、赤ちゃん語。
やーと・やいとう・・
やっこめ・焼き米・・おやつにつくりょうた。生でも、湯にかけても食べれる。ササゲを混てもしょうた。
とび・・お返し
ちょーず・せんち・・便所、トイレ
へえとう・・乞食
こっていだこ・・(茂平の)地名。茂平の旧家。
小迫・・茂平の旧家。子がなかったので多くの土地を売った。
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