場所・岡山県倉敷市真備町岡田「大池ふるさと公園」
今では金田一耕助さんと言えば、日本全国知らぬ人もいないくらい有名だが、
あれは1976年(昭和51年)の角川映画「犬神家の一族」が宣伝費をかけてブームを作ってから。
それまでの「金田一さん」と言えば耕助さんでなく、三省堂の国語辞書で有名な金田一「京助」さん。
しかも、
当時は野球の金田正一(かねやん)投手が活躍していて、「金田一京助」博士は
「金田一 京助」ではなくて「金田 一京助」であると子供たちは信じていた。
吉備郡真備町岡田は横溝正史が疎開し、そこで名探偵・金田一耕助さんを執筆した。
横溝が疎開した岡田はその後、倉敷市のベッドタウン化して変貌が極まり、
同行した妻は、かつて岡田で働いていたのだが、何一つ思い出せなかった。
今はかつての面影を探すように「金田一耕助の小路」が整備されている。
撮影日・2024.2.25