12月13日の『名探偵コナン』は、第762話「加賀百万石ミステリーツアー (加賀温泉編)」が放送された(12月18日視聴)。
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「加賀百万石ミステリーツアー (加賀温泉編)」
放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
コナンたちは観光連盟の谷本裕三、宮澤萠子、イベント会社社長の田所雄也、社員の倉西治、秋山春美とツアー本番さながらに暗号を解きながらチェックポイントの観光地を巡る。途中、様々なトラブルが起こるが、全てはイベントPRのためのドッキリだった。その直後、秋山が何者かに襲われるという本当の事件が起きてしまう。コナンは担架で運ばれる秋山を見て、ある物がなくなっている事に気付く。
蘭は秋山のカバンを拾い、救急隊を追いかける。その時、カバンからクリップで留めたカードの束が落ちる。コナンはそのカードの束を拾ってある疑問を抱く。蘭は秋山に付き添って病院に行く事になり、小五郎たちはチェックポイント巡りを続ける事に。そして一行は次のポイント、金沢21世紀美術館を訪ねる。谷本はイベント開催に影響が出る事を恐れ、秋山の事件を警察沙汰にしたくないと考えていた。
ここでコナンは手書きの暗号カード3枚を見せて欲しいと小五郎に頼む。コナンはトイレに行くと言って皆から離れ、秋山のバッグから落ちたカードの束を確認。それは失くなったはずの4枚の暗号カードだった。暗号カードは「剣(の絵)+5円玉(の絵)+1円玉(の絵)」「30と50―→」「2001-2100」「山代 魯山人」の4枚。コナンは秋山が暗号カードを紛失したとウソをつき、新たに別の暗号を書き直した理由を推理する。そしてコナンは改めて秋山が手書きした暗号カードをもう一度見てみる事に。
コナンは手書きした暗号カードの1枚目「1056 G 剣(の絵)」を見て何かに気付く。さらにコナンは2枚目、3枚目の暗号カードを見て秋山がカードに込めた本当のメッセージを読み取る。この後、小五郎たちは最後のポイント、山代温泉のいろは草庵へ向かう。コナンは秋山を襲った犯人が誰なのかわかっていた。しかし、それを証明する証拠がなかった。いろは草庵に到着後、コナンはドッキリの時に撮影した映像を見せて欲しいと田所に頼む。コナンはこの映像から犯人の証拠を見つけようとしていた。だが、コナンが期待していた瞬間は映っていなかった。
この後、小五郎は病院にいる蘭に電話して、秋山の容態を確認する。秋山の傷はそれほど大した事はなかったが、1日入院して脳の検査をするという。コナンは小五郎から電話をかわってもらうと皆から離れる。そしてコナンは変声機を使い、小五郎になりすまして蘭にある事をお願いする。コナンが電話を切って小五郎に携帯を返した直後、今度は蘭から電話がかかってくる。蘭は電話している隙に秋山が病院から抜け出したと告白。病室には「告白しなくちゃいけないことがあるから山代に行く」というメモが残されていたという。だが、これはコナンが仕掛けた犯人をおびき寄せる“逆ドッキリ”だった…。
襲撃事件の真相は、前回チラッと流れた数年前の事件の真犯人が、登場人物の一人だったため。真犯人の婚約者が真相を小五郎に話そうとしたため、口封じのために襲撃したという。珍しく蘭が怒っていたが、これは言い逃れできないだろう…。
しかし、こういう不祥事があってもイベント自体は行なわれるってのはどうなの?
次回は12月20日、第45話「顔パック殺人事件」(デジタルリマスター、初回放送は1997年1月27日)を放送予定。上記web ページの放送前のあらすじは下記のとおり。
女性実業家の児嶋郁子が自宅で絞殺される事件が発生。郁子はガウン姿で顔パックをしていた。防犯カメラの映像から目暮警部は犯行時刻を午後9時6分から24分の間と判断する。容疑者はこの夜に郁子邸を訪ねた証券マンの泉、娘の千尋、郁子の会社の専務の吉岡の3人。泉たちはそれぞれ郁子との間に何らかのトラブルを抱えていた。目暮は犯行時刻から泉の犯行は不可能と考え、容疑者は千尋、吉岡に絞り込まれる。コナンは郁子のガウン姿とパックの不自然な点に注目して事件の真相に近づく…。
『まじっく怪斗』はお休みでも『コナン』はあるのか。