銀河後悔日誌、つぶやき

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最初から「しかし」

2008-08-01 22:22:21 | ドラえもん
 『ドラえもん』8月1日放送分の第115回(通算137回)は、「しかしユーレイは出た!」が放送された。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

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 今回も「ひみつ道具クイズ」から。


・「しかしユーレイは出た!

 今回のタイトルは原作コミックスの通りで、先代のアニメ版では「山寺のユーレイ騒動」(1985年8月16日夏SPで放送)だったが、5年後の90年8月17日の夏SPで再放送された際、カセットテープに録音した想い出がある。懐かしいなあ…。

 この話は、ジャイアンが旅行に誘うという、珍しい展開。と言うより、ジャイアンが誘う機会はこれ以外に聞いたことがない。従兄の引っ越しの手伝いは別として(笑)。

 ほとんど乗客のいないバス。「お寺前」で降り、いざ一緒にお寺へ行ってみると、おじさんの住職は不在で、子どもたちだけで食事・お風呂、そして寝なさいと言う。それぞれの親が聞いたら許可されるかどうか…というより、今のご時世、こんな山の中に子どもだけで宿泊させるのは問題であるが、もちろん、原作が描かれた時代では、そこまで厳しくはなかったわけで…。

 さて、【ワスレンボー】と【変身ロボット】が肝のお話。ジャイアンとスネ夫が、例によってのび太を脅かそうとするのを偶然のび太が目撃し、【変身ロボット】を使って逆に脅かそうとするのを【ワスレンボー】で偶然忘れ…というややこしい展開になっている。
 『ドラえもん』は、主に「小学一年生」から「小学六年生」に連載された作品であるが、学年が上がるにつれて、内容もそれなりに難しくなっている。それは、同じ作品であっても、年を経て読むことで新たな発見をすることにも通じる。
 アニメ版が“新ドラ”として再出発したことにより、リメイクと言うより、先代からの“再読”と考えることができる。そして、原作そのままではなく、どう新ドラならではの味付けがされているか。これも注目したい。

 で、今回は、のび太が【変身ロボット】に頼んで自作自演をしようとしたところ、実は追い払ったオバケは本物(?)だった…と、非常に分かりやすい、しかし、非常にありがちな展開になっていた。そうすると、描かれてはいなかったが、しずかちゃんやジャイ・スネも、オバケをやっつけたのはあまりにも出来すぎで、結局は臆病者と思われているままではないか、と。


 ちなみに、のび太はかなりの臆病者として描かれているが、大人になってしまえば、平気になって行くんだろうなあ…。


 次回8月8日は、「誕生日は計画的に」(仮題・「タイムワープリール」)と「人生やりなおし機」の予定。別にタイトル変えなくても良いのに…。サラ金か?

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2 コメント

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夏休みちょっとコワイ思い出長~い一夜 (A.H)
2008-08-01 23:06:01
 またまたタイトルが今朝の新聞のラテ欄の見出し。原題とはえらい違いなのでムカッときました。そんなわけでナマでは見ず、録画したのを後日見るつもり。

 それはさておき次回のおはなしの「誕生日は計画的に」は、てんコミ第45巻に原作があったんですよね。原作はクリスマス・イヴだったのに(これは先代のアニメでも同じ)、わさび版のは、のび太の誕生日だなんて。そういえばアニメの「ドラえもん」は、数年前から12月の中ごろになると特番で放送が大晦日まで休止になりますよね。よってクリスマスをネタにした話は、ヤラナイ。これは残念。それで前半の話を(一日遅れですが)のび太の誕生日のスペシャルに使うというわけですか。
 先代の話、ビデオに録画したのが今でも残っています。当日放送分と比較してみようかな?
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いよいよ (紅葉橋律乃介)
2008-08-07 00:45:33
 先代のタイトルも原作とは違うんですが、「夏休み~」はいかにもTV欄という内容ですね。

 さて、「タイムワープリール」。「時間貯金箱」にも似てますが、だいぶ怖い話ですね。幽霊より、こっちの方が怖かったりして…。
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