郵政民営化を明日に控え、今日は札幌中央郵便局へ出向いた。民営化“前夜”はどうなっているか気になったのだ。
ちょうど郵便局入口前で、わたしが前の前の会社に最初にいたときに同僚だったT氏と出逢った。今はわたしが前にいた会社、つまり日本郵政公社サービス相談センターのオペレーターをやっている。出勤途中だという。
最近なかなか会っていないにもかかわらず、民営化の前日に郵便局の前で出逢う偶然…というか因縁!?
例によって、民営化の詳細はあまり聞いていないようだ。わたしも今月に入って自力で理解したが…。
日本郵政公社は、明日から事業別に分社化され、今日までの「集配郵便局」は郵便事業会社(愛称:日本郵便)の「支店」となる。
そして、中央郵便局の支店名には「中央」が付かない。札幌中央郵便局の場合は「札幌支店」である。東京中央郵便局のみ「丸の内支店」になる。
また、同名の集配郵便局(現在は消印に都道府県名をつけて区別)のうち、一方の支店名は郵便局名と違う名前になっている。
郵便局名と異なるケースは、下記のとおり(郵便局名、支店名の順)
・深川、北海道深川
・大泉、群馬大泉
・千歳、東京千歳
・緑、横浜緑
・橋本、相模原橋本
・緑、名古屋緑
・上野、伊賀上野
・柏原[かいばら]、丹波
・大野、廿日市大野
・小郡、山口小郡
・大津、肥後大津
・四日市、宇佐四日市
・宮古、宮古島
現在横浜と名古屋にある郵便集中局は、日本郵便が直営する。なので、支店名は下記のようになる。
・横浜郵便集中、横浜神奈川
・名古屋郵便集中、名古屋神宮
ほとんどの郵便局窓口業務(郵便・貯金・簡易保険)は、「郵便局会社」が各社(「日本郵便」・「ゆうちょ銀行」・「かんぽ生命保険」)から委託を受けて運営するが、集配郵便局には日本郵便の支店が同居する。
さて、今日出向いたのは、公社の最終日印を押印するため。和文と和文ローラーは、全国の中央郵便局に依頼済み。今回は欧文と欧文ローラーを押印してもらう。
写真のとおり、臨時の押印テーブルが設けられ、郵趣家らが訪れていた。
明日は民営化初日。この日は通常切手とはがきも発行され、民営化記念切手も発行される。混むだろうなあ…。
ちなみに、普段の窓口は郵便局会社が担当するが、営業時間外の「ゆうゆう窓口」は、日本郵便が担当。既に単なる「窓口」から、計量器等が設けられ、通常窓口と同様の取り扱いが可能になっている。
普段は夕方まで動いているATMは休み。24時間開いている「ゆうゆう窓口」も、12時半で終了。歴史が変わる前日ならでは!?
大多数の郵便局では、既に看板の架け替えが済んでいる。シートに覆われていたはずだが、既に取ってある。
一方で、札幌駅と通路で繋がっている札幌駅パセオ郵便局は、土日も窓口が開いているはずだが、今日は終日休業。看板もシートのままである。ほとんどの郵便局が、今月に入ってからこの状態なので、局めぐりが大変(笑)。
今日までは最寄の集配郵便局が収集していたが、明日からは最寄の日本郵便支店が収集する。ポストにもしっかり社名シールが貼ってある。
こちらは、日本郵政公社北海道支社ビル内にある郵便局。公社化前は北海道郵政局だった(郵便局は「札幌中央郵便局郵政局内分室」から「北海道郵政局内郵便局」に昇格し、公社化の際に現局名に改称)。
さきほどの札幌中央郵便局を初め、集配郵便局は「日本郵便」支店が同居。当然ながら、「銀行」「簡保」にも支店がある。
「ゆうちょ銀行」の札幌支店は、この郵便局に同居する。郵便局によっては、全会社の支店が入る場合もあるが、札幌周辺ではなかった…と思う。
この場合、郵便局会社が担当するのは郵便と簡保のみ。貯金業務は、ついたてで仕切られた「ゆうちょ銀行」が担当する。このように、銀行支店と同居する郵便局は、道内では5局だけだという。
同局の看板であるが、入口前に書かれているのは「ゆうちょ銀行」のみである。離れて、統一デザインの赤い看板である。
裏に廻ってみた。つまり、支社の入口前である。この5年で2回目の組織変更である。「日本郵政」支社と「日本郵便」支店は別組織なので注意されたい。
一方、明日はJR北海道にとっても一大変革の日である。「いしかり」以来の781系特急電車(「ライラック」「すずらん」に使用)が引退し、789系新番台特急電車が発車する。「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」の愛称名が統合され、「スーパーカムイ」に改称される。
いよいよ、郵政民営化とダイヤ改正。明日は、実際にどうなっているかを確かめてみたいと思う。
ちょうど郵便局入口前で、わたしが前の前の会社に最初にいたときに同僚だったT氏と出逢った。今はわたしが前にいた会社、つまり日本郵政公社サービス相談センターのオペレーターをやっている。出勤途中だという。
最近なかなか会っていないにもかかわらず、民営化の前日に郵便局の前で出逢う偶然…というか因縁!?
例によって、民営化の詳細はあまり聞いていないようだ。わたしも今月に入って自力で理解したが…。
日本郵政公社は、明日から事業別に分社化され、今日までの「集配郵便局」は郵便事業会社(愛称:日本郵便)の「支店」となる。
そして、中央郵便局の支店名には「中央」が付かない。札幌中央郵便局の場合は「札幌支店」である。東京中央郵便局のみ「丸の内支店」になる。
また、同名の集配郵便局(現在は消印に都道府県名をつけて区別)のうち、一方の支店名は郵便局名と違う名前になっている。
郵便局名と異なるケースは、下記のとおり(郵便局名、支店名の順)
・深川、北海道深川
・大泉、群馬大泉
・千歳、東京千歳
・緑、横浜緑
・橋本、相模原橋本
・緑、名古屋緑
・上野、伊賀上野
・柏原[かいばら]、丹波
・大野、廿日市大野
・小郡、山口小郡
・大津、肥後大津
・四日市、宇佐四日市
・宮古、宮古島
現在横浜と名古屋にある郵便集中局は、日本郵便が直営する。なので、支店名は下記のようになる。
・横浜郵便集中、横浜神奈川
・名古屋郵便集中、名古屋神宮
ほとんどの郵便局窓口業務(郵便・貯金・簡易保険)は、「郵便局会社」が各社(「日本郵便」・「ゆうちょ銀行」・「かんぽ生命保険」)から委託を受けて運営するが、集配郵便局には日本郵便の支店が同居する。
さて、今日出向いたのは、公社の最終日印を押印するため。和文と和文ローラーは、全国の中央郵便局に依頼済み。今回は欧文と欧文ローラーを押印してもらう。
写真のとおり、臨時の押印テーブルが設けられ、郵趣家らが訪れていた。
明日は民営化初日。この日は通常切手とはがきも発行され、民営化記念切手も発行される。混むだろうなあ…。
ちなみに、普段の窓口は郵便局会社が担当するが、営業時間外の「ゆうゆう窓口」は、日本郵便が担当。既に単なる「窓口」から、計量器等が設けられ、通常窓口と同様の取り扱いが可能になっている。
普段は夕方まで動いているATMは休み。24時間開いている「ゆうゆう窓口」も、12時半で終了。歴史が変わる前日ならでは!?
大多数の郵便局では、既に看板の架け替えが済んでいる。シートに覆われていたはずだが、既に取ってある。
一方で、札幌駅と通路で繋がっている札幌駅パセオ郵便局は、土日も窓口が開いているはずだが、今日は終日休業。看板もシートのままである。ほとんどの郵便局が、今月に入ってからこの状態なので、局めぐりが大変(笑)。
今日までは最寄の集配郵便局が収集していたが、明日からは最寄の日本郵便支店が収集する。ポストにもしっかり社名シールが貼ってある。
こちらは、日本郵政公社北海道支社ビル内にある郵便局。公社化前は北海道郵政局だった(郵便局は「札幌中央郵便局郵政局内分室」から「北海道郵政局内郵便局」に昇格し、公社化の際に現局名に改称)。
さきほどの札幌中央郵便局を初め、集配郵便局は「日本郵便」支店が同居。当然ながら、「銀行」「簡保」にも支店がある。
「ゆうちょ銀行」の札幌支店は、この郵便局に同居する。郵便局によっては、全会社の支店が入る場合もあるが、札幌周辺ではなかった…と思う。
この場合、郵便局会社が担当するのは郵便と簡保のみ。貯金業務は、ついたてで仕切られた「ゆうちょ銀行」が担当する。このように、銀行支店と同居する郵便局は、道内では5局だけだという。
同局の看板であるが、入口前に書かれているのは「ゆうちょ銀行」のみである。離れて、統一デザインの赤い看板である。
裏に廻ってみた。つまり、支社の入口前である。この5年で2回目の組織変更である。「日本郵政」支社と「日本郵便」支店は別組織なので注意されたい。
一方、明日はJR北海道にとっても一大変革の日である。「いしかり」以来の781系特急電車(「ライラック」「すずらん」に使用)が引退し、789系新番台特急電車が発車する。「ライラック」と「スーパーホワイトアロー」の愛称名が統合され、「スーパーカムイ」に改称される。
いよいよ、郵政民営化とダイヤ改正。明日は、実際にどうなっているかを確かめてみたいと思う。
休みというのはあやまり。