千秋楽。大地震の影響で、総合テレビの中継は16:13から。本当は今日“感戦記”を書こうと思ったのだが、急に思い立って昨日書いてみたら…。
被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・幕下
もと小結千代天山(東41)は2勝5敗で終わった。幕下残留はかなりキビシイ。
北太樹(東10)は6勝目。来場所は十枚目待ったなしの地位へ。
・十枚目
東幕下2枚目の若ノ鵬が高見藤(東13)を破って5勝目。高見藤9敗で、十枚目は1場所で明け渡し。
東幕下3枚目の武雄山は負け越し、玉力道(西12)勝ち越し。
武州山(東10)は6勝目で残留、東幕下筆頭猛虎浪はギリギリ4勝3敗。
旭南海(西11)は9敗目、残留は?
北桜9勝目。
大真鶴勝ち越し、豊桜負け越し。
3敗同士で直接対決。豪栄道の出るところを上手く肩透かし、里山初優勝。
龍皇(東3)9勝目。幕内に上がれるか!?
西十枚目尻の皇牙5勝目、しかしこの一番で引退。
豊響勝ち越し。
西筆頭の寶智山勝ち越し、幕内は!?
東筆頭皇司は11勝目。
・序二段
決定戦は○栃飛龍-克の富士●。
・三段目
決定戦は●光風-箕應山[きおうざん]○。
・幕内
鶴竜9勝目、まあ良いところでしょう。
調子の波が激しい岩木山、どっしりしてるようで実は5勝目。嘉風(西12)は5勝10敗。
時津海勝ち越し。白露山(東13)は5勝10敗。
土佐ノ海(西14)6勝目、残留は!?
4敗同士は若の里が11勝目、まずは前頭一ケタへ。
新入幕の栃煌山、高見盛を倒して11勝目。敢闘賞受賞に花を添えた。「煌」の字を持つのは16年前の大輝煌以来だが、栃煌山は期待できそうだ。悲運の高見盛は気合を時間いっぱいで使い果たした!?
三役の椅子取り。
まずは勝ち越さないと話にならない豊ノ島、露鵬の攻めを凌いで引き落とし。これで勝ち越し、琴奨菊の結果待ち。
小結時天空と直接対決の豊真将、技能賞決定おめでとう。それはともかく、今日もまっすぐGO! で11勝目。負け越した時天空を引き摺り下ろし、こちらは自力で小結昇進へ。まず豊ノ島よりは上位になる。
6勝まで盛り返してきた琴奨菊、出島を倒して7勝目。これは小結残留の可能性も。そうそう、出島負け越しね。
稀勢の里を破り、琴光喜“夢の”10勝目。良くここまで漕ぎ着けました…が、これが“山”という気がしないでもない。大関への足がかりになるのか、それとも関脇陥落への序章なのか。期待しないで見ていきたい。
これより三役。
今日勝ち越しをかける魁皇、これでも大関。おそるおそる長い相撲になったが、ようやく安馬を小手投げで嬉しい勝ち越し。しかし、福岡は遠いねえ…。
まず勝たなければどうしようもない白鵬。琴欧洲をころっと掬い投げで13勝2敗、とりあえず決定戦進出の権利を得た。優勝争いするのも大関、8勝で終わっても大関。
この一番で33代庄之助親方は“千秋楽”。裁くのは部屋の横綱と、一門の大関戦。
もう一人優勝を懸ける横綱の相手が、今日勝ち越しをかける大関なんて…と言ってはいけない訳がない! ガバッと叩いて朝青龍あっさり13勝目。「なんとういうことでしょう」by藤井アナ、千代大海が負け越すなんて(そっちじゃない)。
皇牙300回目にして、最後の弓取りの雄姿。20場所お疲れさまでした。
決定戦。白鵬が入場しても、朝青龍はまだ仕度部屋。「巌流島の…」とは解説の北の富士さん。おいおい、それじゃあ「白鵬敗れたり!」ではないか…。
それはともかく、再び登場庄之助親方が裁く一番は白鵬が肩を抑えてあっさり手を付く朝青龍。「やられたな」とも「????」とも付かない笑顔の横綱が不気味ではあるが、まあ大海を除いて横綱・大関にとって一番良い結果となったことは間違いない。
またしても「なんという結末でしょうか…」と藤井アナ。今日はこの一言に尽きますなあ…。
それにしても大関陣。優勝1人は良いとして、8勝3人、7勝(負け越し)1人とは。8勝の1人は病気休場である。
各段の最終状況。
・幕内
◎2敗
白鵬(大関、2回目)
・十枚目
◎3敗
里山(東4、初)
・幕下
◎全勝
保志光(東17)
・三段目
◎全勝
箕應山(東36)
・序二段
◎全勝
栃飛龍(東8)
・序ノ口
◎全勝
阿覧(東33)
☆殊勲賞
該当者なし(34)
☆敢闘賞
栃煌山(初)
☆技能賞
豊真将(2回目)
※雷電賞相当者=関脇以下の最高成績者
豊真将(2回目)
先月結婚した白鵬。「妻取りの次は綱盗り」ということだが、来場所はどうかなあ…。
今場所もいろいろありました。ひとまず3月場所は千秋楽。明日付は“希望番附”を編成します。

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被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
・幕下
もと小結千代天山(東41)は2勝5敗で終わった。幕下残留はかなりキビシイ。
北太樹(東10)は6勝目。来場所は十枚目待ったなしの地位へ。
・十枚目
東幕下2枚目の若ノ鵬が高見藤(東13)を破って5勝目。高見藤9敗で、十枚目は1場所で明け渡し。
東幕下3枚目の武雄山は負け越し、玉力道(西12)勝ち越し。
武州山(東10)は6勝目で残留、東幕下筆頭猛虎浪はギリギリ4勝3敗。
旭南海(西11)は9敗目、残留は?
北桜9勝目。
大真鶴勝ち越し、豊桜負け越し。
3敗同士で直接対決。豪栄道の出るところを上手く肩透かし、里山初優勝。
龍皇(東3)9勝目。幕内に上がれるか!?
西十枚目尻の皇牙5勝目、しかしこの一番で引退。
豊響勝ち越し。
西筆頭の寶智山勝ち越し、幕内は!?
東筆頭皇司は11勝目。
・序二段
決定戦は○栃飛龍-克の富士●。
・三段目
決定戦は●光風-箕應山[きおうざん]○。
・幕内
鶴竜9勝目、まあ良いところでしょう。
調子の波が激しい岩木山、どっしりしてるようで実は5勝目。嘉風(西12)は5勝10敗。
時津海勝ち越し。白露山(東13)は5勝10敗。
土佐ノ海(西14)6勝目、残留は!?
4敗同士は若の里が11勝目、まずは前頭一ケタへ。
新入幕の栃煌山、高見盛を倒して11勝目。敢闘賞受賞に花を添えた。「煌」の字を持つのは16年前の大輝煌以来だが、栃煌山は期待できそうだ。悲運の高見盛は気合を時間いっぱいで使い果たした!?
三役の椅子取り。
まずは勝ち越さないと話にならない豊ノ島、露鵬の攻めを凌いで引き落とし。これで勝ち越し、琴奨菊の結果待ち。
小結時天空と直接対決の豊真将、技能賞決定おめでとう。それはともかく、今日もまっすぐGO! で11勝目。負け越した時天空を引き摺り下ろし、こちらは自力で小結昇進へ。まず豊ノ島よりは上位になる。
6勝まで盛り返してきた琴奨菊、出島を倒して7勝目。これは小結残留の可能性も。そうそう、出島負け越しね。
稀勢の里を破り、琴光喜“夢の”10勝目。良くここまで漕ぎ着けました…が、これが“山”という気がしないでもない。大関への足がかりになるのか、それとも関脇陥落への序章なのか。期待しないで見ていきたい。
これより三役。
今日勝ち越しをかける魁皇、これでも大関。おそるおそる長い相撲になったが、ようやく安馬を小手投げで嬉しい勝ち越し。しかし、福岡は遠いねえ…。
まず勝たなければどうしようもない白鵬。琴欧洲をころっと掬い投げで13勝2敗、とりあえず決定戦進出の権利を得た。優勝争いするのも大関、8勝で終わっても大関。
この一番で33代庄之助親方は“千秋楽”。裁くのは部屋の横綱と、一門の大関戦。
もう一人優勝を懸ける横綱の相手が、今日勝ち越しをかける大関なんて…と言ってはいけない訳がない! ガバッと叩いて朝青龍あっさり13勝目。「なんとういうことでしょう」by藤井アナ、千代大海が負け越すなんて(そっちじゃない)。
皇牙300回目にして、最後の弓取りの雄姿。20場所お疲れさまでした。
決定戦。白鵬が入場しても、朝青龍はまだ仕度部屋。「巌流島の…」とは解説の北の富士さん。おいおい、それじゃあ「白鵬敗れたり!」ではないか…。
それはともかく、再び登場庄之助親方が裁く一番は白鵬が肩を抑えてあっさり手を付く朝青龍。「やられたな」とも「????」とも付かない笑顔の横綱が不気味ではあるが、まあ大海を除いて横綱・大関にとって一番良い結果となったことは間違いない。
またしても「なんという結末でしょうか…」と藤井アナ。今日はこの一言に尽きますなあ…。
それにしても大関陣。優勝1人は良いとして、8勝3人、7勝(負け越し)1人とは。8勝の1人は病気休場である。
各段の最終状況。
・幕内
◎2敗
白鵬(大関、2回目)
・十枚目
◎3敗
里山(東4、初)
・幕下
◎全勝
保志光(東17)
・三段目
◎全勝
箕應山(東36)
・序二段
◎全勝
栃飛龍(東8)
・序ノ口
◎全勝
阿覧(東33)
☆殊勲賞
該当者なし(34)
☆敢闘賞
栃煌山(初)
☆技能賞
豊真将(2回目)
※雷電賞相当者=関脇以下の最高成績者
豊真将(2回目)
先月結婚した白鵬。「妻取りの次は綱盗り」ということだが、来場所はどうかなあ…。
今場所もいろいろありました。ひとまず3月場所は千秋楽。明日付は“希望番附”を編成します。
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幕内に入ったころは3場所連続3賞を取る活躍を見せてたんですけどね。。もうあれも8年前。。
当時は、九重部屋旋風かとも思いましたが。。千代大海関は、カド番が何度もあるものの何とか大関にいるだけに余計に思ってしまいますね。
箕應山さんの優勝嬉しいです。。お隣の市ですし。。
さて、本題です。まさか「皇牙」が引退するとは思ってもいませんでした。ここ最近はスランプに陥ってましたが、弓取り関取にこだわりすぎてたのでしょうか?ショックですよ。それに高砂部屋から誰が弓取りになるんでしょうかね?長い相撲史では弓取り続けたくても、再起不能になって相撲人生を断念した力士が絶対いるとは思うのですが、そんな人の為にも皇牙には現役続行してもらいたかった(涙)。引退することを知ってたら、最後の弓取りも見たかったな。
琴光喜、大関になることができるといいなといつも思っているのですが・・・どうも大関というカンジではありませんね。越えられない壁があるように思います。
安定した成績を残しているし、優勝経験もあるんですけどね・・・。
何が足りないのでしょうね(^_^;)
はじめまして。
細かく観るようになったのはここ10年ほどですが、確かに昔から観ております。
なかなか平日は観られませんが、これからも続けていきたいと思います。記録が中心のホームページもありますので、ぜひ。
◆tweetyさん
上がった頃は…良かったですねえ…(遠い目)。
見るからに悪そうな(失礼)大海と違って、天山はやさしい顔をしてますね。そこが違いなのかも。
北海道出身力士もたまには活躍して欲しいものです。
◆人間やじろべえさん
わたしもイベントに行きたい(笑)。出稼ぎに行って見ましょうかね。相撲博物館に行ってみたいです。
さて、皇牙は「弓取り」を引退するものとばかり思っていました(何日か前に書きましたが)。放送を見てびっくりです、「現役」を引退するとは。
幸いにして、去年の巡業から男女ノ里という若い衆が弓を振ってます。わたしも岩見沢場所の時に見ました…ということで、結局皇牙の弓取りは生で観られませんでした。
彼はわたしと同い年で、誕生日も1ヶ月と違わないはずです。わたしも年をとりましたね(笑)。
弓取りと言えば、曙の付け人だった高見若でしょうか。病気で辞めましたが、数年もしないうちに亡くなってしまったことを覚えています。そう考えると、長い人生を歩めるのは、むしろ喜ばしいとさえ思ってしまうんですね。
大関であれ横綱であれ、上がる時には「勢い」があるようです。そこで止まってしまったのが琴光喜であり、駆け上がったのが琴欧洲ですね。その後の成績はあまり変わらないではありませんか。
その代わり、琴光喜が変化しても<またやってるよ…>と失笑を買うくらいですが、欧洲では<大関らしくない!>と非難を浴びます。
ちなみに、平幕優勝で大関になったのは佐田の山と貴乃花だけです。縁起悪いですねえ。