銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

令和五年一月場所→三月場所

2023-01-28 01:15:42 | 大相撲観測日誌
 一月場所が終わり、1月25日は令和五年三月(春)場所の番附編成会議が行なわれた。

  新十両力士一覧

  引退力士情報

 十枚目昇進者が発表され(待遇・改名は番附発表日より)、玉正鳳(片男波、モンゴル)・落合(宮城野、鳥取県)の新昇進、友風(二所ノ関、神奈川県)・德勝龍(木瀬、奈良県)の再昇進が決まった。

 玉正鳳は平成23年9月初土俵。本来は高望山の高島部屋に入るはずだったが、力士1名が辞めた代わりに新弟子がデビューと綱渡り状態。ちょうどまた弟子が辞め、まだ入門前だったため部屋が消滅してしまった。春日富士の春日山部屋所属として7月の新弟子検査を受検、9月両方の部屋名を取って「高春日」で初土俵。24年3月師匠は濵錦に変わった。25年11月新幕下。28年11月、春日山部屋が消滅して追手風預かり。師匠代行の中川親方(もと旭里)が29年3月「中川部屋」として部屋を再興、5月種子島に改名。11月旭蒼天に改名。令和元年11月上位進出。2年7月部屋が消滅し、弟子は複数の部屋に散り散りになった。義兄の玉鷲がいる片男波部屋に移籍し、9月玉正鳳に改名。弟子4名の小部屋だが、徐々に番付を上げて4年1月は東2まで上がったが2勝止まり。11月東23で全勝、5年1月最高位の東筆頭で4勝を挙げ、ついに関取の座を摑んだ。

 一方の落合は5年1月幕下15枚目格付出で初土俵。全勝して初の所要1場所での関取昇進。幕下付出の最短記録は2場所で、ついに更新された。2場所昇進では幕下で1場所だけ番附に載るが、落合はいきなり太字で初番附となる。

 友風は平成29年5月尾車部屋で初土俵。序ノ口・三段目で優勝して30年1月早くも新幕下。5月上位進出、負け越しなしで11月新十枚目。2場所で通過して31年3月新入幕。7月11勝で殊勲賞を受賞。9月7勝止まりも11月は据え置き。さあ三役と言うところで2日目に暗転。復帰まで1年はかかるという大怪我で番附は急降下。令和3年3月序二段で復帰。全勝はできなかったが、徐々に番付を戻して5年1月2度目の東2の4勝で3年ぶりに関取復帰。なお、師匠停年により4年3月二所ノ関部屋に移籍。部屋初の関取となった。

 德勝龍は平成21年1月青木で初土俵。11月新幕下、23年1月德勝龍に改名、11月新十枚目。2場所で落ちたが1場所で復帰、25年7月新入幕。二ケタは27年1月の11勝くらいで、幕内中位~十枚目のエレベーター力士。そんな中、令和2年1月は4場所ぶりに西前17の幕内のドン尻に再入幕。2日目の黒星だけで勝ち続け、特に6日目以降寄り切り2番のほかは引き落としと突き落とし。10日目から5日連続の神がかり的な突き落としで、千秋楽は出場力士最上位の大関貴景勝に当てられた。勝てば優勝の德勝龍、怒涛の寄り切りでまさかの幕尻優勝を果たした。翌場所最高位の西前2に上がるも、三役には上がれず。以降は8勝が最高で、また十枚目との往復。しかし3年11月以降は十枚目に“定着”、5年1月幕下に落ちてしまった。1場所で関取復帰、さあもう一花咲かせるか?


 番付発表は2月27日の予定。

  銀河大角力協会

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