銀河後悔日誌、つぶやき

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まるで人間らしく

2009-09-10 01:08:46 | ドラえもん
 え~、大きなことを言うようですが、日本中で紅葉橋律乃介という名前は、わたし一人でありまして…。


 それはともかく、『ドラえもん』9月4日放送分の第156回(通算185回)は、「のび太は世界にただ一匹」が放送された(2009年9月10日視聴)。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部



・「のび太は世界にただ一匹
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 イリオモテヤマネコが絶滅(ぜつめつ)寸前で国際保護動物だと知ったのび太は、ドラえもんがポケットから出した『国際保護動物スプレー』を手に、絶滅しそうな動物を保護しようと出かける。このスプレーを珍しい動物にかけると“国際保護ガス”がしみついて、“国際保護匂い”が出るため、敵に狙われることもなく安心して生きていけるというのだ。
 飼い主にひどい扱いを受けている老犬にスプレーしたり、飼い主に捨てられそうな子ネコたちに吹きかけたりして、いい気分になるのび太だったが、その後ジャイアンとスネ夫に追い回されたあげく、先生には怒られ、ママにもこっぴどく叱られ…と不運が連発。「だれも僕のことなんか大切に思っていないんだ」と落ち込んだのび太は、なんと、自分にスプレーをかけてしまう!
 あわてるドラえもんとは対照的に、ママから豪華なおやつを用意してもらい、ジャイアンとスネ夫から土下座で謝られ、しずかにも大事にされ、大よろこびののび太。だが、国際保護動物になったのび太は、世間の注目を集め、報道陣に取り囲まれ、さらには研究所に呼び出されてしまい…!?


 原作を引き延ばすタイプの1本。
 原作では、絶滅動物関連のお話が何本かある。このお話もその1本であるが、原作で捕獲されたのが「トキ」だったのに対し、今回は「イリオモテヤマネコ」であった。既に日本産のトキは…ということなのだろうか。

 この道具を使えば、大事にしてもらえるはず…というのび太の想いに対し、「国際保護動物」→「特別天然記念物」へ昇格(?)するのと並行して、「人間」→「動物」へ降格(?)していく副作用(?)が発生。どんどん動物扱いされていく。
 原作にもあったが、しずかちゃんの「何か餌を」という部分もシュールだったが、それを犬の餌でもやる如くのび太に食べさせる部分は、さらに衝撃的でもある。

 そうして“珍しい”のび太は研究対象にされ、ついには“行動展示”されるに至った。人気の動物園風の見せ方だが、これはつまり、“展示”されている動物たちの気持ちに、のび太がなったと言うことか? 旭山動物園の動物たちは、いつかは暴れ出しはしないか…と、妙な心配もしてしまった。


 国際保護や天然記念物よりも、まずは「人間」としての価値を高めて行くことが肝心、ということか。



 次回9月11日は、ドラえもん誕生日スペシャルと題して「ドラえもんの長い一日」の予定。公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ドラえもんの誕生日。ナイショでお祝いを考えていたのび太だったが、ドラ焼きをダメにしてしまったことからドラえもんと大ゲンカ! おこったドラえもんは、ちょうど定期健診のために迎えに来たドラミと一緒に未来に帰ってしまう。
 21世紀に戻り、病院へと連れて行かれるドラえもん。だが、病院ギライのドラえもんは、『入れ替えロープ』でドラミと入れ替わり、逃走を企てようとして失敗。無理やり病院のベッドにはりつけられ、麻酔をかけられてしまった。
 その直後、逃走中に大ケガを負った指名手配中の凶悪ロボット・デンジャが、同じ部屋に運び込まれてくる。やがて、ベッドの上で目覚めたドラえもんは、自分がデンジャの姿になっていることにビックリ! なんとデンジャは、ドラえもんのポケットから出ていた入れ替えロープをうばい、ドラえもんと自分の体を入れ替えて、逃走していたのだ!!
 どうにか病院から逃げ出したドラえもんは、デンジャが自分の姿でのび太のもとへ向かったことを知り、21世紀に戻らなければと決意するが、助けを求めようとしたドラミにも気づいてもらえず、絶体絶命のピンチに…!?


 どうして誕生日から1週間以上も経ってからのスペシャルなのか。そもそもそこが分からない。編成上の都合なのだろうが、9月3日の誕生日付近に放送させてしまえない、というのが、テレ朝の『ドラえもん』に対する考えを表しているようで興味深い。

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 2010年の劇場版は下記のとおり。

 「のび太の人魚大海戦」公式サイト


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