いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

RG50をいじってみる。(その2)

2013年11月09日 | 日記
作業第二弾です(笑)
さあ、パンドラの箱に手を付けてみることに・・。

エンジンは車体に乗っかっているモノと、予備のエンジンをもらいました。
ただ、譲っていただいた方曰く「エンジン掛かんないだよね・・」なんて。

まあ、どこかに何かしらの原因があるのは確かなようですから、とりあえず分解に入ります。



先ずはシリンダーから。
2ストですので、ナット6ヶを取れば外せます。
ちなみに、RG50はシリンダーにリーフバルブが付いています。



まあ、少し錆とスカッフィングが見受けられるくらいで、ここは大丈夫なようです。





ただ、そこいら中に泥(サビ?)が・・・。
これじゃあ、掛かったとしても不調でしょうな。



一応、メータ読みでは2万km走っているようですので、ヘッドガスケットの当たり面は砥石で面研しました。



で、腰下。



クランクケースは泥・錆があったのですが、比較的キレイです。



そして、水・油・錆まみれのフライホイールを専用工具で外し、コイルベースも外します。




ポイントはご臨終、接点が錆でヤラれ、ヒールが消耗しきってます。



コイルベースを外したところで故障発見、クランクオイルシールが外れていました。
洗浄、2ストオイルをベアリングに軽く塗布して、新しいシールを打ち込みます。



そして、オイルポンプ。



これは配管・チェックバルブ・バンジョボルトをなどオイルが通るところは外して洗浄します。



結構内径が細い上に、不動車は詰まっている場合が多いからです。
この車輌も、シリンダーのインレットにオイル配管があるのですが詰まっていました。

ポンプ本体はドレンを外し、オイル入り口からクリーナーを吹いて洗浄します。



クランク以外でもオイルシールは数箇所ありますので、入手できるものは交換します。
シフトとドリブンギアのシールも交換・・・となったところでドッキリ。

ギアがニュートラルに入っているハズなのにドリブンギアが回りません。
ロックナットにレンチを掛けてやっとこさ回る渋さ、これは・・・。

いや~、やっちゃいました(笑)
シフト動作確かめるの忘れてました~あはは。

おそらくな~なんて思いながら、ケースを割ってみると、ものすごい赤錆にまみれたギアと泥が・・・。



前にもあったんで驚かないですが、水分が入り込んで腰下がダメになっているケースでした。
クランクケースから出てきた汚れも、オイル分より水分が多かったんじゃないかと。

エンジン掛かる掛からないなんて次元の問題じゃないですね、これ(笑)



早速、予備のエンジンを確認してみると、シフトは軽く動作していましたが、分解するとクランクは錆だらけで死んでいました。
おまけに予備エンジンはフラマグ・オイルポンプ無しだったので、ここは部品取って使ったのかな?

と、いうことで、次回は中古エンジンいいとこ取りのニコイチにしてみたいと思います。
では、また。

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