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超能力捜査官マクモニーグル

2004年12月18日 | テレビ
日テレが最近力を入れている超能力捜査番組
中でも特に気合が入っているのが、「FBI超能力捜査官」というふれこみのマクモニーグルを起用したもの。
今回は、マクモニーグルがセレクトし、あらかじめ封印しておいた写真を視聴者に「透視」してもらい、それを
描いたものをファックスで番組あてに送ってもらうというのに重きをおいた内容。24時間テレビの応援ファクスの
ノウハウを活用しているものと思われる。「旧ソ連の秘密兵器の潜水艦のありかを透視し、第三次世界大戦を防いだ」
というマクモニーグルなんだから、そんな妙な啓蒙活動ではなく、今起きている日本の重大事件を透視しろよと
ツッコミながら見ている人も多かったのではないかと思われる(実際やると色々問題があるのはわかるが)。
わざわざ超能力を使わないほうが確実に見つかりそうな事案をいくつか取り上げた末、以前出たときに「透視の才能」を
認められた石田純一の能力を「育成」しようという展開も。だからそんなのはいいから地に足の着いたことやろうよ。

マクモニーグルが出題した複数の写真を「透視」した視聴者イラストのうち、いずれの正解にも近いと思われる
イラストを送信してきた静岡の少女?がいた。「この人すごい」と思ってしまうのは簡単だが、普通に考えれば、
「この番組のシリーズをこれからも続けていくうえにおいて不可欠だと思われる強力な新キャラ」の覚醒を同時進行で
描いているだけなのではないだろうか。いずれこの人テレビに出てくると思う。あと、そんな突拍子もない出題を
するはずもないわけで、あれだけたくさんの人が見ていれば当たる人がたくさんいてもおかしくなかろう。
ユリ・ゲラーの、「止まってしまった腕時計を持ってテレビの前に来てください。念を送るので、動き出したら
電話をください」企画のトリック(腕時計のトラブルの大部分は、油が固まってしまったことによるもので、
それを手にしてテレビの前にいるうちに手の熱でその油が溶け、動き出した)から何ら進歩していないだろうに。
要するに、こういう番組を「ガチ」だと思わせるように作り、そしてそれをガチに見るのが許されていたのは
昭和50年代までで、子供ならともかくいい大人が真剣に見るのはいかんのではないか。それと後の番組の宣伝も
兼ねて強引にSMAPを出して寒いことさせるのもどうか。マクモニーグルはこういう人だとはいえ、そういう内輪ネタに
終始するのは失礼だろう。