ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

インリン様

2005年02月12日 | プロレス
格闘技系娯楽としては日本有数ではないかと思えるハッスル。高田の声が聞き取りやすいというのも功績大だ。
こちらの第一試合に出ていたスパンキーは、ちょっと前までWWEにいたレスラーである。

デカレンジャーラスト2話

2005年02月12日 | 特撮
録画しておいたのを続けて見る。
スケール(画面の奥行きとかそういうもの)こそハリウッドに及ばないものの、できる範囲内で工夫して最大限の
スペクタクル感を出していて見事だった。結局三分の一くらいしか見ていないデカレンジャーだが、一話完結で
あるため疎外感は感じなかったし、俺が予想していた「デカマスターは最終回のちょい前で死にそう説」を裏付ける
(デカレンジャーだと死なせてしまうと重くなりすぎるので、アレでめでたしめでたし)流れも良かった。
日本のドラマで世界と互角に張り合えるのは、どのジャンルよりも特撮なんじゃないかと思った。ホージーがスタート
当初に比べてかなり顔が精悍になっているように見えた。最終回の、「主題歌をOPに使わないでクライマックスに
持ってくる」という用法には燃えた。マジレンジャーも主題歌は同タイプな感じ。変な色気さえなければ面白そう。

WWEスマックダウンさいたま

2005年02月12日 | プロレス
試合結果はこれ。こういうのは帰ってきてすぐ書かなくてはいけないと自省。
今回のロウとスマックダウンの何がすごいのかというと、これまでの来日公演がハウスショー=地方巡業だったのに
対し、今度はJスポーツのいつもの枠でそっくり流れるものだということ。会場の雰囲気は、日本風味を醸し出しつつ
普段とほぼ変わらないテンションをキープしていた。

18時スタート。ヴェロシティ→スマックダウンという構成で、21時過ぎには終了。とにかくあらゆる手際が良く、
ダレる箇所がまったくと言っていいほどないあたりに「アメリカのエンターテインメントの底力」を感じた。

日本公演では、全行程の第一試合の時点で観客が全精力で盛り上がってしまい、本当に盛り上がるべき
シチュエーションでバテてしまう(笑)というパターンが見受けられるのだが、今回も若干その傾向はあった。
ヴェロシティ第一試合のロンドン対アキオ(元全日のジミー・ヤン)は場内をヒートアップさせるのにふさわしい
内容だった。
レネ・デュプリーがいつも連れてくる犬(毎度個体は違う)フィフィはすごくかわいかった。

ヒールであるケンゾーが、母国日本でどういうふうに扱われるかがみんなの興味ポイントだっただろう。
冒頭の鈴木夫妻によるスキットで、ケンゾーは場内の客をバカにしてヒールであることを強く印象づけた。
ただ、ヒールといえどもケンゾーは極悪ではなく、ニヤニヤしてエロいバカ系。夕ニャン時代のとんねるず石橋的な
挑発と、だらしなくイヤらしい笑顔が売り物。本国同様ローライダーに乗って登場したエディ・ゲレロにあっけなく
やられてしまったが、愛すべきブーイングと試合後の歓声に対しては、投げキッスで応えていた。
もう一人のスマックダウン日本人レスラー・フナキが、完全ベビーフェイスとして迎えられていたのとは好対照で
良かったと思う。ゲイシャガール姿の鈴木夫人・ヒロコは、早く着物を脱がせたほうが勝ちマッチで、着物を左前に
着たトリーと対戦。パウダー攻撃などを見せるも簡単にやられる、という姑息系ヒールの伝統芸を見せてくれた。

唐突な印象のあったバシャム兄弟対レインズ&ジンドラックというヒールチーム同士のタッグマッチ。
完全にトイレタイムと化し、お客は次々席を立ったが、そんなとき場内が鐘の音とともに突如暗転。気付くと
アンダーテイカーがいつの間にかリングに上がっていた。あわてて戻ってくる客。テイカーは4人のレスラーを
次々と蹴散らしてリングを掃除。千両役者っぷりを見せつけた。

浦和レッズユニで登場してくれたら嬉しかったシナは、全然関係ないハワイの大学? だかのユニ。おそらく
ノーテレビのハウスショーだったら浦和もしくは日本代表ユニで出てきてくれたのではないだろうか。ちょっと残念。

試合こそしなかったが、事前のスキットで麻酔銃の誤射を受けてヘロヘロになったJBLは、ビニール製の恐竜を
連れてリングイン。会場ではよくわからず雑誌で確認したのだが、日本仕様にキティちゃんパンツ姿になったり、
ヨゴレ演技で観客を盛り上げた。昔のコワモテ用心棒イメージとは同一人物に見えない。すごい。怖い相手を
人形に見立ててそいつを痛めつけていると、見立てられた本人(ビッグショー)が現れてビックリ… という
コントの王道的シーンを見て、「ドリフ=WWE」説をいっそう強く確信した。前日はサイモン・ディーンにいじられた
曙は、今回ビッグショーとにらみ合いを演じた。

メインにラインナップされたアングル対ミステリオが俺のベストマッチだった。ミステリオが飛び、アングルが地を這って
迎撃する… というのがパターン。まったくタイプが違いながらも、それがきっちりかみ合っていた。アングルの
アンクルロックやアングルスラム、ミステリオの619など、「これでおしまい」「待ってました」度の高い技を持つ
両者だったのも良かった。

多分テレビでは流れないボーナストラックマッチが、アンダーテイカー対ハイデンライク(ジョン・ヘンデンリッチ)。
テイカーは自身が2メートル級のゴツい体ゆえ、相手もそれなりの体格でないと試合が微妙な展開になりがちだが、
ハイデンライクはテイカーと真正面からぶつかり合うのに格好な巨体。怪獣映画的な迫力を見せてくれた。
オールドスクールもきっちり決め、フィニッシュは腕十字(遠かったので最初はクルックヘッドシザースかと思った)。
タップしておきながらなお立ち向かってくるハイデンライクには、伝家の宝刀ツームストーンドライバー→
腕を畳ませてのレスト・イン・ピース。白目も披露。テイカーは、試合よりむしろ入場と退場で魅せるタイプ。
ゴシックなムードで場内を満たし、ゲートにたたずんで右腕を挙げるいつものポーズで去っていったが、霊気たっぷりの
そんな彼の背後には、「みかん」「いらっしゃいませ」「カラオケ」「お食事処」などと書かれた、あまりにも日本的な
のぼりの数々。スタッフがドンキホーテで買ってきたものらしい(笑)。二日間を通じ、これらののぼりは日本のファンに
頭がウニになりそうな変なインパクトを与えまくっていた。

とにもかくにも、客をダレさせないこと・良質のエンターテインメントを提供することに徹した全関係者に拍手を送りたい。
おそらく夏頃にまた来日公演があると思うし、客の求めるもののハードルはさらに高くなっているだろうが、きっと
それを上回るものを見せてくれるはずだ。今から見始めても全然大丈夫なので、興味がある方はぜひ。