ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

映画版ドーベルマン刑事

2005年01月18日 | テレビ
正月に「シネ・ラ・バンバ」(毎度濃い映画を放送)でやった「ドーベルマン刑事」を見る。
何度か見ているくせに覚えていない部分が多く楽しめたが、「ドーベルマン刑事」である必然性は何もない(笑)。

加納刑事役に千葉真一。原作だと松田優作系のタフ&クールガイなのだが、こちらは沖縄から来たダ・パンプ
しゃべりの田舎刑事。なぜか黒豚を連れている。ドーベルマン刑事の象徴ともいえるマグナムは、岩城滉一扮する
暴走族が米兵から買ったものを借用(笑)。新宿で起きた女性焼殺事件を発端に、過去を隠して歌手として
再生しようとする女、その歌声に惚れ込み、マネージャーとして彼女を守るためには手段を選ばない元ヤクザ、
そして焼死体を引き取るため、その故郷から上京してきた千葉ちゃんが絡み合う。

ヤクザ上がり(というより現役)のマネに松方。歌手に田渕の妻のジャネット八田。千葉の仲間として活躍する
暴走族(小林稔侍などもメンバー、どっちかというとヒッピー系)のリーダーに岩城滉一。追われることになった
千葉をかくまったりするストリップ小屋の男に川谷拓三。その他室田日出男が「ダーティハリー2」の警官みたいな
正義原理主義刑事。

千葉ちゃんの見せ場はそれなりに多く、「ビルの屋上からロープでぶら下がって突入」「ヤクザ一味に回し蹴り」
「ヤクザをマグナムで射殺しまくり」など、ツボは押さえているのだが、いかんせん映画のトーンが暗い。
松方はヤクザ丸出しで、部下を使って悪辣な手段(歌謡祭のエラい人の弱みを握り、プレッシャーをかけたり)を
用いたりはするのだが、ジャネットをスターにしようとひたむきに努力しており、さほど傍若無人なところが
ないのも、話から痛快さを消してしまっているとは思う。「アクションが多い特捜最前線」といった味わい。

もはや死語の「トルコ」「パンマ」などが音声消去なしでセリフになっていた。消すとあまりにブツ切りになる
からだろう。ジャネットの持ち歌とされている劇中歌は、OPタイトルを見ればバラされているし、声がまったく
違うのですぐわかるが吹き替え(サイボーグこと弘田三枝子の歌)。素直に名曲。ひと昔前でいうところの
「アダルト」で「ムーディー」で「ラグジュアリー」な曲である。

洗剤革命

2005年01月18日 | テレビ
テレビの通販番組で流れている「洗剤革命」の実演販売。
滝本さん・番組ナビゲーターの黒岩さんに挟まれてニコニコしながら色々実験しているエプロン姿の女の人
(リンク先にも映っている)だけ名前の表示がない。なぜだろう。割合好みなだけにとても気になる。

外国人助っ人物語

2005年01月17日 | テレビ
野球ネタが少ない時期の穴埋め的に、「報道ステーション」スポーツコーナーで特集。
活躍した人・ダメな人など織り交ぜて、主に'80年代中盤以降の選手で構成。

名前テロップ付きで取り上げられたのは、バース、グリーンウェル、クロマティ、ブーマー、リー兄弟、マニエル、
ホーナー、ウィンタース、ブライアント、ホージー、デストラーデ、ダイエーのダブルミッチェル、フィルダー、
アニマル(レスリー・アニマルという字幕になっていたが、「アニマル・レスリー」だろう)、バンプなど。
外国人選手好きからするととても楽しい内容だった。もうちょい濃い人選でも良かったかも知れない。乱闘特集で
大麻デービス、トレーバーやヤング、ブリューワなども登場。乱闘ならリベラ、ディアズ、バナザード、ディステ
ファーノ、グラッデンあたりも欲しかった。次は「背番号」か「ユニフォーム」を特集していただきたい。

BS俳句王国を見て

2005年01月16日 | テレビ
前から思っていたのだが、俳人の長谷川櫂は竹中直人から脂分を引いてマッチョにした感じだ。
一般視聴者からの投句を紹介するコーナーで、「東京都/永井一郎」というのがあった。ゲストで出ようと思えば
出られそうなものだが、果たしてみんなが知っているあの人だろうか。

ゴールデンカップス

2005年01月15日 | Weblog
最近ドキュメント映画も上映された「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」(小学館)を読む。

今でも懐メロ番組にデイヴ平尾やマモル・マヌーが出るので、そういうときに聞く「長い髪の少女」しか知らない
のだが、ミッキー吉野や柳ジョージがいたバンドで、いわゆるGSとはちょっと毛色が違うという後付けの知識は
あった。作中に出てくるのは主にベトナム戦争時代の横浜。今からすると何だか笑ってしまうような、洋楽かぶれ
の(米兵が最先端のレコードを持ってくるため、横浜はそっち方面に関しては東京より進んでいたらしい)メンバーが
集まり、アイドル歌手時代の木内美歩のようなアティテュード(通じる人が少ない比喩で申しわけない)を徹底。
それでいて演奏力と雰囲気は図抜けていたため、既存の日本のポピュラー音楽では物足りない、ディープなリスナーを
持っていたそうだ。沖縄でのツアーでライブハウスが火事になり、機材が燃えて解散、という終わり方のあっけなさも
逆に味わい深い。

バンドの歴史自体も、横浜の資料として参考になるが、バンド周辺の人々(スタッフ、同時期に活躍した他の
バンドのメンバー、彼らに影響を受けたミュージシャンなど)の話が面白い。一風堂の土屋昌巳がゴールデン
カップスのファンで、高校時代静岡から家出して一時期ローディーをしていた、というのは、土屋のイメージから
するとまったく意外だった。この時代に俺が中高生だったとしても、おそらくここで出てくるようなハマ系の文化に
惹かれることはなかっただろうが(なんせヲタ的な要素皆無だから)、今でも街にその名残がある、というのは
素敵なことだと思う。

あきと由佳のアイドルパーク

2005年01月14日 | アイドル
今年最初。またも参加してみる。今回のメインゲストは山本早織。新人ビキニコーナーに朱音琴(あかね・こと)
山本は肩を出したキャミソール姿で寒そうだが、ガッチリ型の体型で強そう。彼女はキャラが陽性でサッパリ
していて頭の回転も早く、名司令塔ほしのあきと暴走車両系の小阪由佳ともよくマッチしていた。オパーイ萌え。
チャットで山本に、「メイド喫茶でバイトしたら人気が出そう」と振ったところ、誰もレクチャーしていないのに
「お帰りなさいませ、ご主人様」とやってくれたので嬉しかった(笑)。以前、企画で行ったことがあるそうな。

朱音琴は、山本早織を上回るオパーイの持ち主。今日の出演者たちは皆こぞって触っていた(笑)。今回はキャラが
完全には把握できなかったが、ピアノネタのトークと、エアネタ(空気イス的な、ないものをあるとみなして行う芸)
が得意な小阪由佳とのエアバレー対決は面白かった。前にも書いたが、チャット参加者が「わきまえた」人ばかりで
展開次第でうまくかぶせているのも、楽しさに拍車をかけていると思う。次回はまだ未定だが、それまでに小阪・
ほしのともイベントがあるようで、今度こそどれかには参加しておこう。小阪のエアネタがいい味を出し始めている
のでこれからの展開にも注目。

非情のライセンスその2

2005年01月13日 | テレビ
東映チャンネルで見る。まず見た「兇悪のカナリヤ」は、メインゲストの歌手役・池玲子(ピンク映画な人)が
エロくてたまらん。主演の天知茂の上司役の山村聡が自宅テレビで池玲子を見ながらニヤニヤし、娘にたしなめ
られるというシーンがあったが、これなどは一種の萌え描写かも知れない。池玲子の情夫役に蜷川幸雄。俳優と
しての登場なので、灰皿を投げたりはしなかった(笑)。池玲子がドラマ中で歌っていたのがこのエロソング
池玲子のリンク先の下のほうにある飛鳥裕子(バイオマンのファラ)は、黒崎輝と結婚して沖縄にいる、と以前
「トゥナイト2」でやっていた。
同時放送のもう一本は「兇悪の母」。兇悪をタイトルに付ける決まりとはいえ、無理矢理なものも多い(笑)。
顔と名前が一致しなくても見ればおぼえがある人が多いであろう俳優の一人・渥美国泰は昔から悪役である。

それにしても「非情のライセンス」の天知茂。基本的に明智小五郎と似たようなキャラなのだが、明智はダンディ
という色合いが強いのに対し、こっちの会田刑事はダンディというよりニヒルでハード。天知は'31年生まれなので、
本放送当時は41~3歳くらいだが、仮にリメイクするとしたら50代以上の俳優を使わないとダメだろうという感じ。
現在「オヤジ」「オッサン」というイメージの俳優ならたくさんいるが、天知のような一種時代錯誤な「オトナ」の
雰囲気を持つ俳優はいなくなってしまった。おそらく時代の影響が大きく、出そうと思って出せるようなものでは
ないだろうから、こういう空気は古い作品を見ることで満喫するのがいいのかも知れない。会田刑事の同僚の
左とん平の役名が「右田」なのはおそらく遊びだろう。同じく同僚のゾル大佐こと宮口二郎は、予備知識なしで
いきなり見たら悪人にしか見えないと思う。俺の中では「東京ムービー」と条件反射で結びついている渡辺岳夫
のテーマ音楽もカッコいい。


非情のライセンス

2005年01月13日 | テレビ
東映チャンネルで放送中の天知茂ドラマ「非情のライセンス」。
やっているのをまったく忘れてここまで来たが、とりあえず見る。高校の頃、テレ朝深夜に再放送されていたのを
見て以来だ。ひたすら暗い。Gメン'75的虚無感とは若干違い、ウェットな感じの暗さ。湿気で曇ったガラス系。
酒で言えばガウンをまとって飲むブランデー。最初に見た「兇悪の序曲」では、事件の余韻部分がやたらと長く、
挙げ句の果てには天知茂のシャワーシーンまであった(笑)。「兇悪の火」では、メインゲスト・シルバー仮面の
春日ひとみ役でおなじみ夏純子が色っぽい。バニーのカッコに激萌え。この系統の女優が現在の若手にはいないのが
惜しまれる。こっち系ドラマが好きな人に「非情のライセンス」という場合、「キイハンター」の主題歌(野際陽子のアレ)と
同名であるため、あらかじめ説明しなくてはいけなかったりする。