今年、3度目のオペラをびわ湖ホールで観てきました。2度目はシネマオペラでしたが。今回はロッシーニの「セリビアの理髪師」でした。久しぶりに舞台のオペラを観ました。(でも合唱の時はマスクしてた)
セビリアの理髪師はだいぶ前に見たことがあるはずなのですが、記憶に残っていません。同じ演目でも演出や舞台装置、衣装などが違いますから新しく観る感じがします。
「セビリアの理髪師」にフィガロが出てきますがこのフィガロは「フィガロの結婚」のフィガロで、検索して見たら劇作家のボーマルシェのフィガロ3部作として書かれたものの第1作なのだそうです。フィガロの結婚が第2作で私の人生で初めて見たオペラでしたが、この「・・・結婚」の方が先にモーツアルトによってオペラ上演されたそうで「・・・理髪師」は後からロッシーニによって作曲されました。最後の第3作は「罪ある母」というものでオペラ化して1966年に上演されたそうですが評判が良くなくてその後ほとんど上演されてないようですが、見てみたい気がします。いつか三部作を順番に上演してもらってみたいですね。そしたら人間関係がもっとはっきり分かりますが、原作者のボーマルシェという方の人生は紆余曲折があって波乱万丈の人生だったようです。このフィガロシリーズは人間関係(男女関係)がややこしくて、皮肉やユーモアでちょっと笑えるものですね。
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