日々雑感

最近よく寝るが、寝ると言っても熟睡しているわけではない。最近の趣味はその間頭に浮かぶことを文章にまとめることである。

コロナウイルスのオミクロン株はいつピークアウトするのか

2022年01月26日 09時04分27秒 | 日々雑感
 日本は現在コロナウイルスのオミクロン株の感染が急拡大中だ。東京では新規感染者が1月22日ついに1万人を越えた。一足早く流行した海外では既にピークを超えた国が出ており、日本の流行の収まりも意外に早いのではないかと密かに期待する。

 南アフリカ政府は昨年12月30日、新型コロナウイルス感染拡大のピークは過ぎたかもしれないとして、夜間外出禁止など行動制限を緩和した。昨年11月下旬の感染急増から1カ月余りでピークアウトしたとの予測だ。

 英国は昨年12月上旬に感染者が急増し、今年1月4日に感染者が21.8万人超と過去最多となった後、16日には7万人強と3分の1まで減った。

 アメリカ・ニューヨーク州では、昨年12月2日にオミクロン株感染者が初確認され、1月7日には一日の感染者数が9万人を超え、過去最多になったが、ニューヨーク州の知事は、14日の会見でピークアウトしたとの認識を示した。

 オミクロン株は感染力が強く、感染が急拡大を始めてから1ケ月ちょっとでピークを迎えるようだ。感染力が強いと感染し易い者が簡単に感染するので感染対象者が急減し、ピークを迎えるのも早く、そしてピーク時から2週間ばかりではっきり峠を越えたことが分かるようだ。

 厚労省の専門家会議に提出された資料によると、世代時間がデルタ株は4.6日と推計されるのに対し、オミクロン株は2.1日と約半分に短くなっているそうだ。世代時間と言うのは、自分が感染してから他の人に感染させるまでの時間だそうだ。世代時間5日間では流行開始から50日でピークを打ち、世代時間が2日だと22日ぐらいでピークになると予想されるようだ。

 海外での観察結果を合わせ考えれば、日本で1月に入って大規模流行が始まったことを考慮すると、1月末から2月の上旬にピークになると推測され、3月に入ると感染者が激減すると楽観視される。

 もしオミクロン株と称する新種の変異株が登場しなければ、今回の第6波の流行もなく今頃は新型コロナ感染症も終息と言わないまでもかなり下火になっていたと思われる。

 そもそも従来から4種類のコロナウイルスは風邪の病原体として人類に広く蔓延しており、今回の騒動を起こしているデルタ株等の新型コロナウイルスはコロナウイルスの変異株であり、オミクロン株は更なる変異株であろう。オミクロン株は、従来株に比べて50カ所以上に変異が入っているそうだが、変異の余地はまだいくらでもありそうで、油断はできない。2022.01.26(犬賀 大好ー784)


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