畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

駄目押し

2013-07-16 19:33:56 | 猫、犬

7月16日(火)  ときどき 

いくらかホッとするような、一日だった。作業場の片付け、田んぼの草刈。

ソラが、家に寄り付かなくなった理由として、まだいくつか、の要因がある。三人の夕食の期間、一晩、館山からも友人が来て、食事、宿泊、という一日が、一回あった。人見知りの強いソラには、ダブルパンチのように効いたのかもしれない。翌朝も、第三者が食卓を囲んでいる。居場所を奪われた気持ちをより強くしたのかもしれない。

不幸なことに、もう一つの出来事もあった。我が家はもう、築30年を経過している。軒下の換気口が壊れ落ちてしまい、開口状態になっている所が、何か所かある。そこから、ムクドリが入り、営巣し始めた。ときどき、棒でつついたり妨害してやったが、意に介さず、人の気配を盗んで、天井裏に入っていた。そこで、我が家の外猫たちに、出動命令。ときどき、天井裏に入り、見回るように、換気口の下に、上がり道を作っておいた。古い鶏小屋の、掘っ立て柱を登ったり遊んでいた猫たちの何匹かが、天井裏の見回り隊になった。時折、天井裏に入り歩きまわるようになった。おかげで、ムクドリは、二度と入りこまなくなったが、天井の気配が、ソラを不安にさせていた。

普段は、ほとんど、テラスとは反対側の、勝手口近辺と、作業場(=外猫の食堂)にたむろしている外猫たちが、時折テラスに上がってくるようになったのも、(しかも、より頻繁に) ちょうどこのころだったような気がする。

ソラは、外になれるにつれ、テラスからも、離れて行った。我が家の敷地から、離れた所に、自分の居場所を作った。

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外猫

2013-07-13 19:20:18 | 猫、犬

7月13日(土)   たり  

今朝、ソラは来ていなかった。ソラの居場所の草むらに向う。道路を歩きながら、ソラを呼ぶ。と、草むらからではなく、道路の遠くの方から小走りで、やってくる。メイン道路の方まで、云っていたようだ。しばらくなでてやり、おいでと言って、家の方に向うと、足元をとことこと、並んでついてくる。敷地の入口近くに来ると、座り込んで、毛づくろいだ。テラスはすぐそこなのに、動こうとしない。少しだけ、相手をしてやり、家に入る。で、家事に手を付けていると、いつの間にか、テラスに座っている。網戸を開けて、促しても入ってはこない。仕方なく、餌皿を出してやると、いつものように、おもむろと、少し食べては、毛づくろい。何回か繰り返し、帰って行った。その後、2時間ほどして、鳴き声に振り向くと、テラスに上がっている。もう一度、餌を、同じように食べ、終えると、下りて行った。

その日、三人での食事が終わり、私は、いつものように、すぐに眠ってしまう。翌日、連れ合いから聞いたのだが、ソラは、何度呼んでも、なかなか帰らず、寝る前に、ようやく、戻ってきたという。そんな日が、一週間ほど続いた。それでもソラは、餌だけは食べに戻ってきてはいた。そして、食べ終わるとすぐに、外に出すよう、要求し、日がな、テラスの上か、空家の入口のコンクリート道路下で、まるくなっているのが日課となった。

午前中は、出荷の手伝いを依頼され、半日、作業場での、腰かけ作業。曇りがちのせいか、それほど暑くはなく、座り作業では、着替えるほどには、汗はかかない。午後は、半日、田んぼの畔、法面の草刈。午前中以上に、日の射す時間は短く、曇り空。刈払機での作業も、それほどしんどくはなかった。

 

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予兆

2013-07-12 19:32:21 | 猫、犬

7月12日(金)  

朝、夕は曇ることもあるが、日中は真夏の太陽、カンカン照り。

起床してすぐ、カーテンを引くと、テラスの上で、ソラが声を出した。珍しいことだ。この所、テラスの上にも、なかなか上がろうとせず、時間をかけて、ようやく飛び乗る、という具合だった。しばらく、なでてやって、餌に誘うが、どうしても、家の中には、入ろうとしない。餌皿を目の前に持って行ってやる。それでも、臭いをかいだりはするが、すぐには口を付けない。しばらく喉をなでてやったりしていると、おもむろに、皿の前に行き、ちょこちょこと食べ始める。もともと、小食。少し食べて、皿の前を離れ、毛づくろい。再びさらに口を入れて食べる。そんなことを数回繰り返す。そうそうは、付き合っていられない。朝の家事にとテラスを離れる。動き回る目に、テラスで、毛づくろいするソラが映る。しかし、30分も経つ頃には、ソラの姿は消えてしまっている。

予兆はあった。近くに別荘を持つ友人が、一、二カ月に一度、一週間ほど、滞在する。その時、夕食だけは、我が家で、一緒に食べる。

一月前ぐらいだったと思う。我が家の食卓には、三脚の椅子がある。普段使っていない椅子が、ソラの一つの居場所だった。ソラの居場所は、居間の何か所かにあり、その1つが、椅子の上だった。友人が来るので、ソラを下ろし、ネコの毛を掃除する。ソラは、他の居場所の一つに連れて行った。しかし、せっかく拭き掃除した、椅子の上に、すぐ飛び乗ってくる。しばらくいたちごっこ。そのうち、友人が来て、椅子取りゲームは終了する。数分もすると、もうソラのことなど忘れたように、三人の食事は進む。しばらくは、テーブルや、座卓の下で、毛づくろいしていたソラが、サッシの前に行き、声を出した。いつものことと、外に出してやる。

田回。畔の草刈。宮畑、二回目のロータリー耕。大豆種の選別。

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外猫

2013-07-09 18:41:08 | 猫、犬

7月9日(火) 

梅雨明の晴天が続く。昨日より暑く感じる。草刈、母の診察。午後は、宮畑。ロータリー耕

ソラが外猫になってしまった。ここ一月ほど、部屋の中に入るのを嫌がるようになってしまう。昼も夜も全く寄りつかない。それでも、餌だけは食べに来ていたが、この所、餌を食べにも来なくなった。梅雨明けまでは、となりの空き家に入るコンクリートの道が、居場所だった。照りつける太陽で、コンクリートが熱くなると、前の草むらに入っていた。梅雨明の今、とてもじゃないが、コンクリートの上では休めない。もっぱら、草むらで、ひたすら休んでいる。朝と、夕方、連れ合いが、犬の散歩に行く時には、トコトコと付いて、散歩すると云う。草むらの前で呼ぶと、出てきて、喉をなぜろと、すり寄っては来る。家の近くまで、ついて歩くこともある。しかし、家に入ろうとはしないし、抱き上げても、家の近くまで来ると、下りようとして身体をひねる。なぜ、こんなに急変したのだろう。

草むらの奥に

    

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散髪

2013-05-28 18:56:21 | 猫、犬

5月28日(火) 

短い時間、日の射すこともあったが、どんより曇り空。あちこちで、早めの梅雨入りが報道される。こちらも、雨がパラパラすることはあったが、雨空ではない。田んぼの水には一雨ほしい所もあるから、あす以降に期待しよう。

ハウス内にキュウリを定植。散水パイプを設置し、銀マルチで被覆する。かなり遅い植付で、今年はキュウリの出荷は遅れそうだ。余った時間は、家の周りの草刈を一時間ほど。午後は田んぼの草刈。大土手の5枚の田んぼの法面の草刈。毎度のことだが、葦、セイタカアワダチソウ、カラス麦が背高く伸びている法面の草刈で、大変な所だ。

犬のメーテルの具合が悪く、連れ合いが、犬猫病院に連れて行った、先日。帰ってきた、メーテルを見て、大笑いした。この顔と同じように、身体全体、ふさふさだったのだが、このような姿に。

    

かなりひどい皮膚病とのことで、一度、全部散髪したとのこと。

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チャチャ

2013-01-31 18:45:34 | 猫、犬

1月31日(木)  

1月の晦日は、暖かい晴天。しばらくは暖かいようで、大勢が来る味噌作りも、それほどの冷え込みはないようで、良かった。

今日も一日、倉庫の片付け。鉄くずや、使えない機械類を運び出すと、広々とした。防虫ネットなどの被覆資材を応急の棚を作りその上に載せるようにする。大まかな整理だが、それでも、かなり広々とした。入れ方を工夫すれば、ある程度の機械類を収納できるだろう。そうすると、すべての機械を屋根の下に収納できるようになる。これから、どのくらいの期間、機械を動かせるか分からないが、整理だけは続けようと、誓う。

だいぶ明るくなった。5時のチャイムが鳴って、ようやく、時刻に気付くほどに。

チャチャは、おてんば娘で、なつっこい。外猫なので、作業場が住まいだが、私たちが外に出ると、すぐに走り寄って来て、足元にまとわりつく。少し相手をしてやると、ごろごろ喉を鳴らし、膝に乗ってくる。一満足すると、パッと、飛び降り、古い鶏舎の柱に飛び付き、植えにのぼり、丸太や、垂木の上で、遊びまわる。

今朝、作業開始と外に出た時の写真。青空をバックに。(ちょこまかと動き回るので、ポーズが定まらないが)

    

    

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暖をとるソラ

2013-01-12 19:36:18 | 猫、犬

1月12日(土)   いちじ 

日差しは暖かくも感じるが、空気は冷たい。作業場の中にいるより、外に出た方が、温もりを感じる、。

出荷作業を昼過ぎにも手伝い、その後は、寺会計の決算事務をして過ごす。

ソラは、日中は日向でまるくなっていることも多いが、家の中にいるときは、特に朝方は、ストーブの前から離れない。というよりストーブにくっつくほどに、そばに座っている。

    

  

 

 

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謹賀新年

2013-01-02 15:55:19 | 猫、犬

新年おめでとうございます。今年もあまり変わることなく、なにやかやとご報告してゆきます。

よろしくお願いします。

駅伝に熱中しすぎて、私を忘れては困ると、画面の前に座ることを覚えたソラ。よろしくニャー。

                                             畑のつぶやき

2013年 元旦            

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ソラのテラス

2012-11-01 18:44:38 | 猫、犬

11月1日(木)   ときどき 

もう残すところ、二月。11月に突入。連れ合いは、上京。私は、花畑。昨日、機械の調整をしたままに、やれなかったタマネギ用の畝立マルチ張り。午前中は、風も全くというほどなく、石灰や鶏ふんの散布も舞い上がり飛び広がることもなく、気分良く作業出来た。午後は、風が出てきたが、一畝だけだったので、苦労せずに済む。ヤマイモを収穫し、太陽が山の背に沈むのを合図に、帰路に着く。

久しぶりに、ソラの写真でも似てもらおう。テラスが出来て、一番喜んでいるのは、ソラだ。朝起きると、食事をとるのも早々に、サッシを開けろとせがむ。そそくさと飛び出し、朝日の射しこむ東側に向い、座り込み、日向ぼっこだ。

    

毛づくろいをして、後は、日がな一日、昼寝と決め込む。

    

    

羨ましい限りだ。

 

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シュウ

2012-04-25 19:57:13 | 猫、犬

4月24日(火) ときどき

雨上がりの朝、作業場の中で、息絶えていた。シュウが死んだ。

昨日、あのしとしと雨の中、勝手口に止めてある、連れ合いのワゴン車の下に、というか、車の下に入ろうとしたが、力尽きたと云う感じで、頭だけ、車の下に入れて、身体は、春雨にぬれるように、シュウが横たわっていた。数日前から、具合が悪く、餌もほとんど食べていない。もう駄目かもしれないと、話していた。

餌は、何時も作業場の中でやっている。しかし、餌の鍋は、勝手口から、ほとんど、連れ合うが持って出る。私はいつも言っている。作業場の、皿の前で待ってれば、余分なエネルギーは使わずに済むのに、馬鹿者ども目。けれども、シュウを始め、我が家の外猫たちは、餌の時間になると、勝手口の前に集まるのが、常だった。そんな習性のまま、歩くのもままならないほどの弱った体で、勝手口の前まで来たが、ワゴン車で、頭だけ雨をしのぐ体勢で、力尽きてしまったのだろう。連れ合いに告げると、作業場に抱えて行き、茣蓙の上に横たえてやっていた。

朝、作業場に行くと、そのシュウは、すでに、固くyなっていた。

何年前だろう。「羞恥心」とかいうトリオが人気のあった時なのだろう。生まれた子猫たちが、三匹育った。名前を募集したら、帰ってきた。トリオがどんな人たちかは知らなかったが、それもよいかと名付けた。「シュウ」、「チ」、「シン」、の三匹。三匹とも、見事なサバ猫。私には、どれがどれだかわからない、三匹とも、ネコだった。チも、シンもとうに死んでしまっっていた。シュウは長生きだったのだろうか。

そのシュウが死んだ。我が家の猫は、また、三匹になった。家猫のソラ、外猫のサスケ。この二匹は、私たちが、積極的に、引き入れた猫。他所の血を入れようとして、連れてきた猫だ。唯一残っている、ブチは、雄猫だ。30年近く、なんだかんだと、延々と、コウソコウソから続いてきた、(と思われる)、我が家の猫の、細々とした、あいまいではあるが、続いてきただろう、そんな、血筋は、ここで、経たれることに。そんな気持ちで、シュウの固い身体にそっと手を触れた。

田んぼ作業。土移動、均平作業。荒代かき、代かき前の草刈。

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