畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

快気

2012-01-25 17:51:30 | 猫、犬

1月25日(水)   ときどき 

晴れると云う予報だが、その割に晴天が続くと云うことはない。寒気のためなのか、雲が湧き、太陽を隠してしまう。時には、今にも雨かというような、薄黒い雲が、流れてきたりで、とにかく寒い。

午前中は、出荷作業。菜花の整理などで、今年は、初めて軍手を使って作業するが、その下に、薄いゴム手袋で、二重の保護。それでも、梅雨が冷たくしみてきて、途中暖をとったり。歳を重ねた、ガタのきた身体には、寒さがこたえる日々が続く。午後は、畑に行き、夏野菜のアーチを片付け、引き揚げてくる。

「ソラのこと気に掛けてる人もいるよ」

「そろそろ、包帯、取ってやろうかね。カサブタはどんなか見てやるよ」

と、朝食後、ソラは、ドレスを脱がされた。

「まだ少しあるけど、そろそろ慣らした方が、良いかもね」

一月ぶり位で、身軽になったソラだが、サラシの布でも、一枚まとっていた分寒さは防いでいたのか、寒そうだ。外には出たいらしく、サッシの前に行き、開けてとねだる。外に出ても、すぐに戻ってくる。私たちも、親ばかならぬ、ジジバカ、バババカで、外に出ているソラに声を掛ける。呼んでから、5分か、10分すると、ソラはサッシの前に戻ってくる。あたふたと開けて、中に入れてやっている。

    

    

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虚弱体質

2012-01-06 17:55:00 | 猫、犬

12月6日(金)  

予報は、晴れだが、空は灰色の雲。薄黒い雪雲もあり、チラと舞うこともあった。寒の入りらしい、冷え込む一日。

田んぼの草刈。昨日モアで刈った残りを刈払機で刈る。午後は、大豆脱穀の後始末。大晦日の作業だったので、シート類もすべてそのまま、納屋に押し込んだまま。朝から引き出して、広げておいたものを、たたんで、収納。脱穀機も分解清掃をして、オイル注油をして、格納場所に走らせ、ガソリンを抜いておく。鉄パイプを組んだ大豆乾燥場も解体する。後は、夜なべ仕事の、選別をすれば、味噌作りができる。

昨日は、ソラの抜糸の日だった。手術から二週間、もう、滑稽なドレス姿は見れないのかと思って、昼上がりをすると、まだドレス姿で、ニャー。どうした?、と云うと、連れ合い曰く。傷が完全に、ついていないので、抜糸は延期だと云う。体質的に弱い猫には、まま見られることだそうだ。たまたま、前客の猫は、傷口が開いて、再入院で、縫い直しだそうだ。

ソラもアレルギー体質だと云うし、食も細く、猫らしくない行動も多く、体質的に弱いのだろう。野良では、けして生きてゆけないような猫だそうだ。この暮れ、正月も、ジュンペイ達や、娘に、「かわいい、カワユイ」と言われて、すましていたように、我が家の家猫として、生きてゆくしかないようだ。

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避妊

2011-12-24 19:09:19 | 猫、犬

12月24日(土)   ときどき 

三連休の真ん中、土曜日のクリスマスイブ。ラジオでは、あちこちにぎやかと報じている。我が家は、出荷日。さらに、暮も押し迫った、なんとなく気ぜわしい土曜日。出荷用の餅搗きの準備などもあり、一日中、作業場で過ごす。

ソラの避妊手術だが、今日もまだ、あまり元気はない。しかし、外には出たいらしく、サッシの前で、開けてくれと泣いたり、その前に用意した、座布団の上で寝ていることが多い。

我が家で、猫を飼ったのは、この地に引っ越す前のこと。移住を決めていた、一年前の春だったと思う。済んでいたマンションの駐車場に、捨てられていた子猫を、娘が見つけた。移住することになっていたので、飼っちゃおうかと、家猫にした。ミーコと名付けた。いろいろとエピソードがあり、忘れることのできない猫だ。

それ以来、我が家に猫がいなくなったことはない。ここに移住してから、ミーコは家の外を知り、土や草を知り、猫も知った。そして、恋もした。メスだったので、子供も産んだ。その何産めかの子猫が生まれ育った時、我が家の猫は、6~7匹になっていた。それで、あまり増えすぎてもと、避妊手術をしたことがある。ミーコの子供のチビタと云う雌猫で、手術の時、もう、子供が出来ていたと知らされた。そのチビタ。手術後に、性格が、がらりと変わってしまった。あまりの違いに、避妊手術の猫格の破壊のように感じてしまった。以後、避妊手術は止めた。子猫が産まれたら、すぐに、一、二匹を残して、あとは殺した。川に捨ててきたのだ。ペットになる前の、猫と人との関係だ。それでも、人慣れしない猫は、育て上げて、離乳するようになってから、連れてくることなどもあり、多い時は、二十数匹の猫に餌をやっていた。

今、高齢化した我々夫婦との関係で、止むなくソラの避妊をすることにした。すでに、ソラはペット猫なのでもある。

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手術

2011-12-23 19:03:57 | 猫、犬

12月23日(金)  

一日曇り空で、寒い一日。日中の気温は、平年より低いとか。作業場の片づけを続けるが、連れ合い。「南側の窓のそばに、花の鉢を置く棚が欲しい」。片づけ荷物を置いてからでは、作りにくいので、急遽、大工道具を広げる。窓幅の一軒幅の棚を作り、その下を、ニワトリの餌用の屑米を積む場所とする。こんな作業をしていても手が冷たく、かじかむほどだ。とりあえず、暮の餅つきができるスペースはできたので、掃除をし、作業場内は、完了。午後は、草刈。残りは、あと一回、」二時間ほどと、めどをつけ、寒い一日の作業は終わり。

ソラが退院してきた。昨日、避妊手術のため、入院。無事、手術を受け、今朝、連れ合いが、迎えに行った。身体を包帯で巻かれ、なんとも滑稽な姿だ。そんな姿に、笑い転げると、せつない声で鳴き声を上げる。悲しそうな声である。痛みもあるのか、じっとしているが、座り込んだり、立っていたりで、落ちつかないようだ。

    

      

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ストーブ

2011-12-16 18:19:20 | 猫、犬

12月16日(金)  ときどき 

大豆の収穫を始める。雨の多いせいで、大豆畑も水分を含み、しっとりしている。こんな状態での収穫作業は珍しい。軽トラックを畑の中に侵入させ、大豆の茎を地際から切って荷台に積んでゆく。輪立ちの跡がくっきりと畑に残る。でも、大豆の竿もしっとりと湿りがちのおかげで、作業により、莢が割れて豆がこぼれることが少ない。何時もなら、極力衝撃などを与えないようにと、注意しながらの作業だが、今年は少しぐらい強く莢に触れてもはじけることが無い。その点では、助かっている。

夕方は、日が傾くと、急に冷えてくる。まだ、喉、鼻がぐずぐずしている身。早めに引き上げる。帰ってからも、収穫物を乾燥場に広げなければならない。そんなことをし終えると、うす暗くなっている。

さすがに、毎日、ストーブで暖をとる日が続いている。ストーブの前は、ソラの専用スペースもある。その座布団の上で、見事なまでも、ダラーとした格好で、眠りこんでいる。

  

写されているのに気付くと、「うるさいな~」とでもいうように。

 

 

 

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ソラ

2011-12-07 18:19:46 | 猫、犬

12月7日(水)   ときどき 

出荷作業、そして、大豆置き場を作る。

やはり、風邪をひいてしまったようだ。昨晩から、平熱より少し高い体温。喉は相変わらずだし、鼻もグズグズしてくる。アルコールだけでは、長引く予感もして、葛根湯の世話になり始めた。おかげなのかどうかわからないが、その後は、小康状態を、保っている。

さて、久しぶりに、我が家の動物のこと。家猫、ソラだが、とても変わった猫である。家の中で飼うには、面倒がかからず、とてもよいのだが猫らしくない、猫である。 猫に行儀があるのかはわからないが、とても行儀がよい。我が家の居間には、座卓とテーブルがある。テーブルは、毎日の食事に使うから、醤油注しや湯飲みなどが上がっている。座卓は、友人たちや、来客のときの食事以外は、机として、なにやかやと使うから、書類とか、雑多なものが上がっている。

ソラは、我が家に来たばかりの頃は、数回、座卓の上に上りはした。その時、しっかりと叱ったのは当然である。その後は、座卓の縁に足を掛けることはあるが、上ったことはない。テーブルには、一度も上ってはいない。テーブルには、椅子が並べてあり、その椅子の上には上るし、そこで、よく眠ってもいる。椅子にのぼり、正座(猫の正座がどういうものかはわからないが、尻を着き、前足はちゃんと伸ばした状態を、正座とみなす)をすると、顔がちょうどテーブルの高さになる。食べものがのっかっている時など、そんな状態で、鼻をぴくぴくすることはある。「だめだよ」とか、「何をしてるの」と、注意すると、すぐに止めて顔を下ろす。

食事(猫の餌だが、次の訳で、ソラのは、食事という)だが、自分のサークルの中の、お皿の置き場でしかけして食べようとしない。炊事場で、犬猫たちの魚のアラを煮る。鍋を下ろして、皿に入れるのだが、その場にきていても、けして食べようとしない。意地悪して、しばらく、鼻先において様子を見ても、鳴き声を上げて催促はしても、口はつけない。その皿を、サークルの中においてやると、しっかりと食べる。だから、テーブルの上に、私たちが食べる魚を置いておいたまま、ソラだけを残しても、決して喰い荒したことはない。

外猫たちには、作業場に皿を置いて、食べさせている。今は、ソラも、ほとんど外で過ごしている。夕方に、外猫たちに、餌をやる。外猫たちは、勝手口の前で、待っている。餌鍋を持って出ると、鳴きながらまとわりつき、作業場へと走る。一緒に遊んでいたソラは、「それは、あんたがたの餌」とでも思うのか、全く関心を示さない。三匹の猫たちが、食べていようが、われ関せず。一匹で、しばらく遊んで、連れ合いが、犬たちにも餌をやり、家に入った頃を見計らって、濡縁にのぼり、サッシガラスの前に、ちょこんと座り、開けてもらうのを待っている。

そんなソラの、唯一のいたずらは、ファックス機の上に上ること

棚の上のファックス機の上で、電気をつけて

蛍光灯のスイッチの紐にじゃれていて、電気をつけることを覚え、

得意そうに座っている

     

 

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夕涼み

2011-07-29 19:29:45 | 猫、犬

7月29日(金)  いちじ 

相変わらずの天気。作業も相変わらずの作業。畑の草刈。畑の片付け。

ショウートステイからの帰りは、荷物などを受け取るため、家にいなくてはならない。4時過ぎころから待つことになるが、時間は、はっきりしない。4時少し過ぎに来ることもあるが、今日などは、4時半を大きく回ってからの御帰館だった。その時は、ソラもケージの中に入れておかなければならない。あまりの長時間に、ソラがかわいそうで、庭に出して、遊ばせながら、待つことにした。

ソラは楽しそうに遊びまわっていた。好き、夕涼みだった。

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ソラ

2011-06-15 19:03:26 | 猫、犬

6月15日  

共同作業。午前も午後も草刈。といっても、今日は、集落の行事の一つだから、作業としての草刈よりは、のんびり。休み時間の方が多い位の、集まりだ。アルコールも少し入ったりで、なんとなく、PCの前には長く座る気にもならない。

で、今日は、ソラの写真でお茶を濁しておく。

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眼力

2011-05-14 19:33:46 | 猫、犬

5月14日(土) 

晴れて初夏らしいよい天気。風は、相変わらず、強く吹く。洗濯物を干している、物干し竿が、飛ばされるほどに。

一番で、ハッチク林に行く。雨もかなり降ったので、期待して入り込むが、またも裏切られる。小さなものを何本か見つけただけ。4~5人の荷物に、少しづつしか、入れることはできない。今年は、出は少ないかもしれないが、まだ出始めという感じだから、これから少しは、楽しめるかもしれない。午前中は、そのまま、出荷の手伝い。午後は、モアでの草刈。田んぼの畔と、畑の畔。

私の名前、どうして、「ソラ」と呼ばれるようになったか、話しておきます。病院で、叔母さんと初めて会った時、叔母さんは、私を抱いて、顔を覗き込むように見ていました。そして、「ソラ、あんたの名前は、ソラだよ」。私は、突然のことだし、どうしてソラなのか、キョトンとしていました。「あんたの眼は、青い。空のようにきれいな青い色をしている。だから、ソラ。仲良くしようね」。一目で、気に入ってくれたようで、すぐ、一緒に住むことを決めてくれました。

私の眼は、とても不思議なんだそうです。私は、鏡は見ないのでわかりませんが、光の加減で、赤く光ったり、金色のように光ったりするのだそうです。私の眼にこんな力があるとは知りませんでした。けれど、そのおかげで、こうして、安心できる家の中で、暮らすことができるようになりました。

小父さんは、何時もなら、叔母さんの呼ぶ名前とはちょっと違う名前で呼ぶのです。ブチさんのことは、ブッダとか、ブータロウとか、ゴンさんも、ゴンタロウとか呼んでいます。でも、私のことは、ちゃんと、ソラと呼んでくれています。

でもないか。ときどき、「そら!そら!そら!そらー!」などとかまったりされてもいます。

まあ、なにはともあれ、家族の一員になりました。これからも、ときには、このブログにも、登場するかもしれません。みなさん!よろしくお願いします。

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家猫(うちねこ)

2011-05-13 19:40:46 | 猫、犬

5月13日(金)  のち 

10時ころから、晴れて暑くなる。今回の雨は、しっかりと降った。庭の水溜りも大きく、全体がぬかるむ。畑作業には向かない日だ。モアのエンジンがかからなくなったので、プラグやキャブレターなどの点検、清掃をしていたが、しゃがみ込んで、手を動かすだけでも、汗がにじみ出てくるほどだった。エンジンも直ったので、その後は、モアでの草刈。田んぼの畔部分だけ、刈る。家の近くの田んぼ7枚刈り終える。

あっという間に一週間ほど経ちました。そろそろバスケットを返さなくてはならないね、などと、二人は話しています。ということは、私も他の猫たちと同じように、家の外に出されてしまうのか。二匹の先輩猫さんには、挨拶だけはしたけど、まだ親しくはなっていない。シュウさんとブチさんということぐらいしか知らない。これから、後輩として、いろいろ教えてもらわなければ。食事は、外の作業場でもらえるようだし、寝る所も、段ボール箱とか、茣蓙とか、いろいろあるから、心配なさそうだ。だけど、きっとよその猫たちも出入り自由。母さんと一緒に暮らしていたときも、周りには、結構注意していた。そんな暮らしに戻らなければならないのだろう。

そんな心配をしていると、叔母さんが、「家の中で飼おうか。屋根裏で、ネズミが騒ぐこともあるから。」「まあ、それでもいいよ。それなら、小屋を用意しなければ。」 

そんな会話を聞いて、数日後、小父さんは、ホームセンターから、ペット用の、室内用サークルを買ってきて組み立てた。「ソラ! これがこれからの、お前の家だぞ。トイレも、食事も、この中だぞ」

という訳で、日当りの好いサッシの前のこの空間が、私の家となったのです。

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