7月26日(火)
たまにパラパラすることはあったが、作業に影響するほどでなく、ちょっと濡れるかどうかというほど。草刈りをしていると、汗には、ちょっぴり冷やしてくれるミスとのようなもの。気持ち良い。
モアでの草刈り。家の周りの5枚の田んぼ、北の田んぼを終わらせ、変換畑の畔もやってしまう。帰って、モアの刈刃の交換、整備をする。
ツバメのこと。
雛が飛ぶ練習をするようになる、何日か前だったと思う。昼休みを終え、畑の出かけようと軽トラックに乗り込んだ。エンジンをかけようとした時、目に飛び込んできた。ツバメが飛び回って入るのだが、ちょっと様子が変だ。時々急降下する。その先には、ネコがいる。まさかと思ったが、しばらく見ていると、明らかに、ネコに向かって急降下している。しかも、何度も何度も繰り返す。猫の鼻先、4~50センチぐらいのところまで近づき、急旋回して上昇する。猫もただやられているだけでなく、何回かに一回は、飛び跳ねて、前足で捕まえようとのしぐさもした。しかし、ツバメのほうが、一歩も二歩も上回っていた。まったく、爪にひっかけられるような危険もなく、繰り返し、繰り返し、ネコに向かって急降下し、旋回し上昇するという、ネコに対する、威嚇行為を続けた。
時間にしたら、10分かそこらだったと思うが、ついには、ネコのほうが、根負けし、うっとうしい奴だとでもいうように、顔をしかめ、トラックの下へと入っていった。
雛に飛ぶ練習をさせる前に、危険な猫を威嚇していたのだろうか。連れ合いに話すと、我が家のわきの電線にカラスが来ていた時には、やはり、近くまで飛んで行っては急旋回をするといった行為を繰り返し、カラスを追い払ったという。
そんなツバメの一家も、もう、巣には戻ってこない。家の周りを飛ぶ何羽かのツバメが目に入ることがあるが、あのツバメの一家かどうかはもうわからない。
来年、また逢えるかな。