11月7日(木) ときどき
結局、一日病院だった。8時半に駐車タワーに軽トラを入れて、受け付け。採決を終わらせて、消化器外科の受付。血液検査のデータが分かってからの診察になるので、たっぷり1時間は、空き時間だ。文庫本を開いて時間をつぶす。10時半近くの診察。黄疸の数値は下がっているが、まだ基準値以上ある。順調に改善はしている。体調は問題ない。今後の治療方針の説明がある。膵ガンの場合、まず、手術で癌の切除が一般的だったが、転移の割合、可能性が高いため、最近は、術前抗がん剤治療により、転移の可能性を低めると同時に、がん自体を小さくしてからの手術の方向へ向いているとのこと。
担当の医師は、この10月に着任した、肝胆膵の専門医で、今までは、専門の医師はいなかったようだ。消化器外科歴は15年以上で、肝胆膵の分野でも、10数年の経歴を持っているようだ。そんな医師が着任した早々の患者であるわけで、運が良いといってよいだろう。基本的に、医師の方針に沿って、治療してゆきたい旨伝え、治療の状況、結果は、きちんと教え、伝えてもらいたいと、希望を伝え、治療出発。
すでに、腫瘍内科の予約を入れてあり、午後には、腫瘍内科の初診。一度帰り、昼食後再び出かける。診察では、今回の症状につき、最初から、問診、答える。その後、部長から、抗がん剤治療の大まかな流れ、説明。最初は、入院して、抗がん剤治療をして、様子を見ること、希望を聞かれ、早く始めたいこと、治療方針は基本的に任せるが、状態や結果はきちんと伝えてほしいと希望を述べる。続いて、担当医に変わり、抗がん剤の種類、治療法の具体的説明。効果と、副作用等の細かな説明。抗がん剤のパンフレットなどももらう。いろいろ、書類にサインして、肺炎球菌のワクチンも打つ。副作用の一つで、感染しやすくなるから、ぜひ二斗のことで、自費、一万以上のワクチンを打ってもらう。
来週、13日に入院して、14日から、抗がん剤治療の、1クールに入ることになる。入院手続きと会計を済ませると、4時半を回っていた。